【第一級陸上無線技士】過去問準拠 予想演習 問033 解説|思考ルート
サイリスタ(逆阻止3端子サイリスタ)の動作原理および特性に関するシナリオや記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.033
サイリスタ(逆阻止3端子サイリスタ)の動作原理および特性に関するシナリオや記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
サイリスタはアノード・カソード間に順方向電圧を印加した状態において、ゲート端子に適切なトリガ電流を供給することで、非導通状態から導通状態(ON)へ高速に移行させることができる。
サイリスタが一度ON状態に移行した後は、ゲート端子に加えているトリガ電流を遮断しても、アノード・カソード間の導通状態はそのまま持続される特性(ラッチング動作)を持っている。
サイリスタをON状態からOFF状態に戻すためには、アノード電流をデバイス固有の保持電流以下にまで低下させる必要があり、ゲート信号を切るだけでは遮断できない。
ゲート電流の大きさを意図的に大きく設計してアノード・カソード間に加えることで、ブレークオーバ電圧を高めていき、いかなる場合でも自然に導通させないように制御することができる。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 4
■【設問の意図と背景】
サイリスタのスイッチング特性、ゲート制御、ブレークオーバ電圧の依存性に関する深い理解を問う。
■【正解の根拠とメカニズム】
ゲート電流を大きくすると、ブレークオーバ電圧(自然にONする電圧)は「低く」なる。したがって、ゲート電流を大きくしてブレークオーバ電圧を高めるという記述は物理的に誤りである。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:ゲートトリガによるON動作の説明として正しく適切。
・選択肢2:自己保持機能(ラッチング)についての説明として正しく適切。
・選択肢3:ターンオフの条件が保持電流以下への低下であることを述べており正しく適切。
・選択肢4:ゲート電流を大きくするとブレークオーバ電圧は低くなるため、「高めていく」という記述は誤り。これが不適切。
■【本番での即断ポイント】
ゲート電流を流すとサイリスタは「より低い電圧で」ONしやすくなる(ブレークオーバ電圧が低下する)という基本特性に注目する。
スマホで全100問をランダム演習・弱点管理しませんか?
「思考ルート」のWeb演習アプリなら、第一級陸上無線技士をはじめとする難関資格の過去問準拠・予想演習を、スマホやPCで100問まで完全無料でお試し演習できます。