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【第一級陸上無線技士】過去問準拠 予想演習 問037 解説|思考ルート

ダイオードとコンデンサを用いた倍電圧整流回路(ラトゥール回路等)の動作と電気的特性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。

予想演習 No.037

ダイオードとコンデンサを用いた倍電圧整流回路(ラトゥール回路等)の動作と電気的特性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 無負荷時の倍電圧整流回路の出力直流電圧は、入力交流電圧の実効値のルート2倍(ピーク値)となる。

  2. 倍電圧整流回路を構成するコンデンサの一つには、通常の単身半波整流回路と比較して最大で約2倍のピーク電圧に耐える耐性が求められる。

  3. 理想的なダイオードを仮定した場合、ラトゥール型の倍電圧整流回路における無負荷時の出力直流電圧は入力交流電圧のピーク値の2倍に達する。

  4. 回路内のダイオードの順方向降下電圧やコンデンサの残留電荷による電圧降下を無視すると、蓄積される最大電荷に対応するピーク電圧が各段のコンデンサに分配保持される。


正解と解説(思考ルート)

【正解】 選択肢 1

■【設問の意図と背景】

倍電圧整流回路の出力電圧が入力交流電圧のピーク値の何倍になるかという定量的基準と、回路各部の耐圧選定といった実務的な数値を厳密に理解しているかを問う。

■【正解の根拠とメカニズム】

選択肢1の記述は「通常の半波整流回路または全波整流回路の出力」に関するものであり、倍電圧整流回路の出力は入力実効値の2倍のルート2倍(すなわちピーク値の2倍)に達するため、この選択肢が最も不適切である。

■【各選択肢の徹底検証】

・選択肢1:倍電圧整流の出力はピーク値の2倍であるため、ルート2倍(通常の単身整流の値)とするこの記述は誤り。

・選択肢2:回路の特性上、特定のコンデンサにはピーク値の2倍の電圧がかかるため耐圧選定において注意が必要であり正しい。

・選択肢3:無負荷時にはピーク値の2倍の直流電圧が得られるため正しい。

・選択肢4:理想ダイオードを仮定した動作原理の解説として正当な記述である。

■【本番での即断ポイント】

「倍電圧」という名称の通り、出力電圧は通常の整流回路の2倍(つまりピーク値の2倍)になる点を思い出し、「ルート2倍」としている選択肢を即座に誤りと看破する。

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