【伝送交換主任技術者】過去問準拠 予想演習 問032 解説|思考ルート
次世代ネットワーク(NGN)やLTE/5Gコアネットワークで採用されているIP Multimedia Subsystem(IMS)の構成要素およびSIPセッション制御に関する記述として、最も適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.032
次世代ネットワーク(NGN)やLTE/5Gコアネットワークで採用されているIP Multimedia Subsystem(IMS)の構成要素およびSIPセッション制御に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
P-CSCFはユーザ端末が接続する最初のコンタクトポイントとして機能し、端末との間でIPsec等によるセキュアな通信経路を提供するとともに、SIPメッセージの中継やルーティングを行う。
I-CSCFはレジストラとしての機能を持ち、ユーザ端末からの直接的なSIPレジストレーション要求を常に単独で受付・処理し、セッション確立要求のすべての呼制御ロジックを自ら実行する。
S-CSCFは他網や他ノードとの間でHSSやSLFにアクセスするだけの専用ルータとして動作し、ユーザの認証データ保持やセッション制御のルーティングには関与しない。
SIPメッセージはバイナリ形式のプロトコルであるためWebブラウザやHTTPサーバとの親和性が極めて低く、拡張性に乏しい独自のシグナリング方式として設計されている。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 1
■【設問の意図と背景】
IMSの構成要素であるCSCFの各機能役割およびSIPプロトコル特性の正確な理解度を問う。
■【正解の根拠とメカニズム】
選択肢1の記述が正しい。P-CSCF(Proxy-CSCF)はユーザ端末がIMS網に最初にアクセスする窓口であり、IPsecなどを活用してセキュアな通信を担保する役割を持つ。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:P-CSCFの役割、コンタクトポイントとしての機能、IPsecの利用が正確に記述されており適切。
・選択肢2:レジストラおよびセッション制御の主要な役割を担うのはS-CSCFであり、I-CSCFは他網等からのルーティングにおけるエントリポイントとしての役割が主であるため誤り。
・選択肢3:S-CSCFはユーザ登録やセッション制御の中核を担うサーバー機能であり、単なる専用ルータではないため誤り。
・選択肢4:SIPはHTTPと同様のテキストベースのプロトコルであり、Webとの親和性が高く拡張性に富むため誤り。
■【本番での即断ポイント】
CSCFの3つの種別(P、S、I)の役割分担を整理しておくこと。ユーザの最初の接続点かつセキュリティ確保がP-CSCF、レジストラ・セッション制御の中心がS-CSCFである。
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