【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 午後問2の過去問解説|思考ルート
【問題】
問2 滋養強壮保健薬に用いられる生薬成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ニンジンは、ウコギ科のオタネニンジンの根を基原とする生薬である。 b ロクジョウは、シカ科のマンシュウアカジカ等の雄のまだ角化していない幼角を基原とする生薬である。 c ジオウは、ゴマノハグサ科のジオウ等の根を基原とする生薬である。 d インヨウカクは、メギ科のヤチマタイカリソウ等の地上茎を基原とする生薬である。
1(a:正、b:正、c:正、d:誤) 2(a:正、b:誤、c:正、d:誤) 3(a:誤、b:正、c:誤、d:正) 4(a:お、b:あ、c:正、d:正) 5(a:正、b:正、c:正、d:正)
① この問題の一言まとめ
この問題は、栄養ドリンクや強壮剤の漢方でお馴染みの高級生薬(ニンジン、ロクジョウ、インヨウカクなど)の、元の植物や動物の名前(基原)が正しいかを見分ける問題です。
② 各選択肢のマルバツ解説
- a [○]:これは正しい記述です。私たちが普段食べる人参とは別物の「オタネニンジン(高麗人参)」の根っこで、新陳代謝を高める生薬の王様です。
- b [○]:これは正しい記述です。ロクジョウ(鹿茸)は、シカの生え変わったばかりの柔らかい「ツノ(幼角)」です。強壮作用がとても高い高級生薬です。
- c [○]:これは正しい記述です。ジオウ(地黄)は、黒くてベタベタした根っこの生薬で、血を補い元気をつけます。
- d [○]:これも正しい記述です。インヨウカク(淫羊霍)は、イカリソウの葉や茎(地上部)を使った生薬で、滋養強壮の効果があります。
※正答:5
③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」
- 植物や動物の「名前(基原)」のすり替え
- ひっかけ例:「ロクジョウは、ウシ科のウシの角を基原とする」など。
- 対策:漢字のイメージを使いましょう。ロクジョウ(鹿茸)は「鹿(シカ)」、ニンジンは「オタネニンジン」と、名前に生き物のヒントが入っているものは素直に一致させておけば得点源になります。