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【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 午後問24の過去問解説|思考ルート

【問題】

問24 禁煙補助剤(ニコチン製剤)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 一般用医薬品の禁煙補助剤には、咀嚼剤(ガムタイプ)と経皮吸収咀嚼剤(パッチタイプ)がある。 b ニコチンガムは、タバコが吸いたくなったときに、普通のガムのように1分間に数十回と激しく噛み続けることで効果が高まる。 c ニコチンは、インスリンの働きを邪魔する作用があるため、糖尿病の診断を受けた人では症状を悪化させるおそれがある。 d 禁煙補助剤を使用している間は、本数を減らす目的であれば、タバコを同時に吸っても問題ない。

1(a:正、b:正、c:正、d:誤) 2(a:正、b:誤、c:正、d:誤) 3(a:誤、b:正、c:誤、d:正) 4(a:誤、b:お、c:正、d:誤) 5(a:誤、b:誤、c:正、d:誤)


① この問題の一言まとめ

この問題は、タバコを辞めるための「ニコチンガム・パッチ(禁煙補助剤)」の、実務でのトラブルが最も多い「正しい噛み方のルール(じわじわ吸う)」と、タバコとの同時使用の危険性を問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [×]:言葉の引っかけです。ガムタイプ(咀嚼剤)と、皮膚に貼るパッチタイプ(経皮吸収【貼付剤】)がある、が正しいです。パッチなのに咀嚼(クチャクチャ噛む)する貼付剤、というおかしな言葉の合体になっています。
  • b [×]:購入されたお客様が一番やりがちな大バツ行動の記述です。ニコチンガムは、普通のガムのようにクチャクチャと激しく噛んでは絶対にダメです。激しく噛むと、ニコチンが一気に溶け出して胃に入ってしまい、強烈な吐き気や胃痛を起こします。「数回噛んだら、ピリピリ感を感知して、頬と歯茎の間に1分以上挟んで休ませる」という特殊な噛み方を交互に繰り返すのが鉄則です。
  • c [○]:これは正しい記述です。ニコチンは、血糖値を下げる唯一のホルモンである「インスリン」の邪魔をして、血糖値を上げやすくしてしまいます。そのため、糖尿病の人が使うと持病が悪化するおそれがあり、事前に医師に相談する必要があります。
  • d [×]:絶対にやってはいけない大事故を招く記述です。禁煙補助剤は、体にタバコの代わりにニコチンを補給する薬です。これを使いながらタバコも吸ってしまうと、体の中のニコチンの濃度が限界突破してしまい、強烈なニコチン急性中毒(動悸、血圧急上昇、最悪の場合心停止)を引き起こす危険があるため、【使用中の喫煙は絶対禁止(禁忌)】です。

※正答:5

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. ニコチンガムは「噛んじゃダメ!」&「タバコは絶対禁止!」
  • 対策:ニコチンガムの接客のコツは「噛むな、挟め!」です。普通のガムのイメージをひっくり返す問題なので試験で大好物です。dのタバコ同時使用OKという危険な嘘を見抜ければ、消去法で5(a:誤、b:誤、c:正、d:誤)をスムーズに選べます。
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