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【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)問24の過去問解説|思考ルート

【問題】

問24 循環器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 心臓の左側部分(左心房、左心室)は、全身から集まってきた血液を肺へ送り出す。 b 心臓が収縮したときの血圧を最小血圧、弛緩したときの血圧を最大血圧という。 c 四肢を通る静脈では、血流が重力の影響を受けやすいため、一定の間隔で存在する内腔に向かう薄い帆状のひだ(静脈弁)が発達しており、血液の逆流を防いでいる。 d 脾臓は、背骨の左右両側に位置する一対の空豆状の臓器で、脾臓内を流れる血液から古くなった赤血球を濾し取って処理する働きがある。

1(a:正、b:正、c:正、d:誤) 2(a:誤、b:正、c:誤、d:正) 3(a:正、b:誤、c:誤、d:正) 4(a:正、b:誤、c:正、d:正) 5(a:誤、b:誤、c:正、d:誤)


① この問題の一言まとめ

この問題は、心臓の右の部屋と左の部屋の仕事の違いや、血圧の「最大・最小」の言葉の逆転、そして脾臓の本当の場所と役割を問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [×]:心臓の左右のルートのすり替えひっかけです。全身から戻ってきたゴミだらけの血液を、ガス交換のために肺へ送り出すのは、左側ではなく【心臓の右側部分(右心房・右心室)➔ 肺動脈ルート】の仕事です。左側は、綺麗な血を全身へビュンと送り出す本部です。逆なのでバツです。
  • b [×]:血圧の最高・最低の言葉が「真逆」になっています。心臓がギューッと力いっぱい縮んだ(収縮)ときの、一番高い血圧を【最大血圧(上の血圧)】、フフッと緩んでお休みした(弛緩)ときの一番低い血圧を【最小血圧(下の血圧)】と呼びます。逆なので大バツです。
  • c [○]:これは静脈の逆流防止弁の、100%大正解の非常に美しい記述です。足や手の遠くを流れる静脈の血は、重力で下へ下へと逆戻りしそうになります。それを食い止めるために、内側に【静脈弁(じょうみゃくべん)】という臨時のポケットのようなひだが発達しています。
  • d [×]:解剖の「場所(臓器の名前)」の、ものすごい悪質なすり替えひっかけです!背骨の左右にそら豆の形で2つ並んでいるこのお掃除臓器の正体は、脾臓(ひぞう)ではなく、【腎臓(じんぞう)】の解剖の場所の説明です(※ちなみに脾臓は、左の脇腹に1個だけある、古い赤血球を壊すための別の小さい臓器です)。場所の日本語が全然違うので大バツです。

※正答:5

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. 背骨の左右にそら豆の形で一対(2個)あるのは、絶対に【腎臓(じんぞう)】!
  • 対策:この「そら豆状の臓器が一対」というキーワードが出たら、頭の看板を腎臓に変えてください。a、b、dのすべての罠を綺麗に看破すれば、5(cのみ正しい)をノータイムで選ぶことができます。
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