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【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)問30の過去問解説|思考ルート

【問題】

問30 骨格系及び筋組織に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 筋組織は、筋細胞(筋線維)とそれらをつなぐ結合組織からなり、その機能や形態によって、骨格筋、平滑筋、心筋に分類され、このうち不随意筋は骨格筋と心筋である。 b 筋組織は筋細胞と結合組織からできているのに対して、腱は結合組織のみでできているため、伸縮性はあまりない。 c 骨は生きた組織であり、成長が停止した後も一生を通じて破壊(骨吸収)と修復(骨形成)が行われている。 d 骨組織を構成する無機質は骨の強靭さを保ち、有機質(タンパク質及び多糖体)は骨に硬さを与える。

1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(c、d)


① この問題の一言まとめ

この問題は、他ブロックのam-q50・51の骨・筋肉の総復習問題です。骨の「硬さ」と「しなやかさ」を作る成分のあべこべひっかけを問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [×]:筋肉の自律神経ルールのすり替えです。他ブロックの問51の私の大解説の表を思い出してください。自分の意思で動かせない「不随意筋(ふずいいきん)」は、心臓の【心筋】と、内臓の【平滑筋】の2つです。自分の意思で動かせる骨格筋は「随意筋」なので、おかしな合体になっておりバツです。
  • b [○]:これは正しい記述です。アキレス腱などの「腱(けん)」は、筋肉と骨を繋ぐただの頑丈な結合組織のロープです。筋肉のように自分の力でギューッと伸び縮みする力(伸縮性)は【あまり無い】のが正しいです。
  • c [○]:これは他ブロックの問50のcと1文字も違わない、骨のスクラップ&ビルドの一生続く生きた代謝の大正解記述です。
  • d [×]:骨の中身の「役割(ステータス)」が、綺麗にあべこべにひっくり返されています!骨をカチカチに硬くさせているカルシウムなどの成分を【無機質(むきしつ)】と呼び、これが骨に【硬さ】を与えます。逆に、骨がパキッと折れないように竹のようにしなやかな強さ(強靭さ)を与えているコラーゲンなどの成分を【有機質(ゆうきしつ)】と呼びます。文章は矢印の仕事が真逆なので大バツです。

※正答:4

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. 骨にカチカチの「硬さ」をくれるのは、カルシウム=【無機質(むきしつ)】!
  • 対策:チョークのような硬さをくれるのが無機質、しなやかな強さをくれるのが有機質です。dの真逆の嘘と、骨格筋を不随意と言い張るaの嘘を弾けば、4(b、cが正しい)を確信を持ってマークできます。
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