【令和7年度】登録販売者 首都越(東京・神奈川・千葉・埼玉)午後問33の過去問解説|思考ルート
【問題】
問93 一般用医薬品の添付文書及び製品表示に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 添付文書の内容は、医薬品の有効性・安全性等に係る新たな知見、使用に係る情報に基づき、定期的に(例えば2年に1回など)必ず改訂されなければならない。 b 添付文書の「その他の注意」の項目には、容認される軽微な症状について、「次の症状があらわれることがある」として記載されている。 c 1回服用量中 0.1 mL を超えるアルコールを含有する内服液剤(滋養強壮を目的とするもの)については、アルコールを含有する旨及びその分量が製品表示等に記載されている。 d すべての一般用医薬品について、製品表示等に使用期限の法的な表示義務がある。
1(a:正、b:正、c:正、d:正) 2(a:誤、b:正、c:正、d:誤) 3(a:誤、b:誤、c:正、d:誤) 4(a:正、b:誤、c:正、d:誤) 5(a:誤、b:誤、c:誤、d:正)
※ここから「第5章:医薬品の適正使用と安全対策」の領域(問93〜120)に突入します。公式発表の正解番号「3(a:誤、b:誤、c:正、d:誤)」に基づき、他ブロックの午後問44・46・50の伏線をまとめて全回収します。
① この問題の一言まとめ
この問題は、第5章の1問目として、これまでの他ブロック(午後問44・46・50)で私が何度も解説してきた「添付文書の項目名」や「3年以上もつ薬の表示免除」の知識を、1人でまとめて全部一テストする超巨大な合体問題です。
② 各選択肢のマルバツ解説
- a [×]:他ブロックの午後問50と全く同じ、お役所仕事の数字の罠です。説明書の改訂は、2年ごとなどとのんびり定期的にやるものではありません。新しい副作用が見つかったら【いつでも即時、緊急改訂する】のがルールなので大バツです。
- b [×]:これも他ブロックの午後問44と全く同じひっかけです。「口が渇くことがあります」などの軽微な副作用は、その他の注意ではなく【『相談すること』の終わりの方の欄】に書かれています。項目名が違うのでバツです。
- c [○]:これは他ブロックの午後問46のbと1文字も違わない、100%完璧な大正解記述です。ユンケルなどの濃い生薬ドリンクで【1回中0.1mLを超えるアルコール】が入っている場合は、運転手の人が気づけるように%の分量を書く義務があります。
- d [×]:これも他ブロックの午後問46のcの、最も愛されている法律上の免除の罠です。未開封の普通の部屋に置いておいて【3年以上品質が1ミリも劣化しない頑丈な薬】であれば、法律(薬機法)上、箱に使用期限をわざわざ印刷する義務は【免除(書かなくていい)】となっています。「すべてに義務がある」は完全に大バツです。
※正答:3
③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」
- 3年以上もつ頑丈な薬は、法律上、使用期限の表示は【免除(不要)】!
- 対策:このcのアルコール含有のマルと、dのすべての義務のバツという組み合わせは、他ブロックの午後問46をまるごとコピペしたような大サービス問題です。aとbの嘘も弾けば、3(a:誤、b:誤、c:正.,d:誤)を選びきることができます。