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【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)午後問32の過去問解説|思考ルート

【問題】

問92 殺虫剤・忌避剤及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a ピレスロイド系殺虫成分は、比較的速やかに自然分解するため、残効性が低いという特徴がある。 b 有機リン系殺虫成分は、アセチルコリンエステラーゼと可逆的に結合してその働きを阻害し、殺虫効果を発揮する。 c カーバメイト系殺虫成分は、アセチルコリンエステラーゼと不可逆的に結合してその働きを阻害し、殺虫効果を発揮する。 d イカリジンは、年齢による使用制限がない忌避成分で、蚊、マダニ、ブユ(ブヨ)等に対して効果を発揮する。

1(a:正、b:誤、c:誤、d:正) 2(a:正、b:正、c:誤、d:誤) 3(a:誤、b:正、c:正、d:誤) 4(a:誤、b:誤、c:正、d:正) 5(a:正、b:誤、c:正、d:誤)


① この問題の一言まとめ

この問題は、他ブロックの午後問40の殺虫剤(バルサンなど)の応用です。有機リン系とカーバメイト系の「可逆・不可逆」の引っ掛けの逆転を看破する問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [○]:これは他ブロックの問40のbと1文字も違わない、完璧なアースノーマット(ピレスロイド系)の大正解記述です。日光で綺麗にすぐ消えるので、お部屋に残らず(残効性が低い)安全です。
  • b [×]:壊し方の言葉が「真逆」になっています。殺虫剤の最強の猛毒ボスである【有機リン系(ジクロルボスなど)】は、アセチルコリンを壊す酵素と合体したら、一生治らないレベルでエグく破壊する【不可逆的(ふかぎゃくてき)に結合する】のが正しいです。可逆はバツです。
  • c [×]:これもbの裏返しで「真逆」です。マイルドな【カーバメイト系(プロポクスルなど)】は、一時的にお邪魔するだけなので、時間が経てばフワッと元に戻れる【可逆的(かぎゃくてき)に結合する】のが正しい科学的特徴です。不可逆はバツです。
  • d [○]:これは他ブロックの問40の私の大予言の通り、100%大正解の新型虫よけ「イカリジン」の記述です。古いディートとは違って、赤ちゃんや子供への【年齢による使用制限や回数の制限が『1ミリも無い』】というのが最大の自慢のエース成分です。

※正答:1

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. 有機リン系は【不可逆(絶対に戻らない破壊)】、カーバメイト系は【可逆(元に戻れるお邪魔)】!
  • 対策:この2つのコンビは、試験で100%文字の前後をあべこべに入れ替えて引っ掛けてきます。bとcの逆転の嘘を一瞬で見抜いて、新薬イカリジンの安全性のマル(d)を確信すれば、1(a:正、b:誤、c:誤、d:正)が選べます。
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