【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)午後問59の過去問解説|思考ルート
【問題】
問119 次のうち、医薬品副作用被害救済制度の対象となる医薬品として、正しいものはどれか。
1 日本薬局方収載医薬品であるワセリン 2 人体に直接使用する殺菌消毒剤 3 一般用検査薬 4 殺虫剤(人体に直接使用するものを除く) 5 殺鼠剤(人体に直接使用するものを除く)
1(ワセリン)、2(殺菌消毒剤)、3(一般用検査薬)、4(殺虫剤)、5(殺鼠剤)
① この問題の一言まとめ
この問題は、PMDAがお財布からお金を出してくれる【給付対象になる医薬品】と、のけ者(対象外)にされてしまうお薬の境界線を問う問題です。
② 各選択肢のマルバツ解説
- 1 [×]:のけ者(対象外)です。ただの油のバリアである「ワセリン」や「精製水」などは、成分自体に副作用の危険性がほぼ無いため、救済制度の対象外に指定されています。
- 2 [○]:これがズバリ大正解の救済対象医薬品です!マキロンやイソジンなどの【人間に直接ぬる、きず口の殺菌消毒剤】は、皮膚からショックを起こすリスクがバッチリあるため、これで入院した場合は、国から治療費が全額レベルで支給されます。
- 3 [×]:のけ者(対象外)です。「妊娠検査薬」や尿検査薬ですが、これらは人間が飲む薬ではなく、プラのスティックにオシッコをかけるだけのものなので、これで副作用で入院するわけがありません。そのため一発対象外です。
- 4、5 [×]:のけ者(対象外)です。バルサンなどの「殺虫剤」やネズミを殺す「殺鼠剤」は、部屋の空間や床にまくものです。これらを誤って人間が吸い込んで救急搬送されても、それはお薬の副作用ではなく不注意による事故の扱いになるため、救済制度は1円もお金をくれません。
※正答:2
③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」
- 救済制度の対象外お薬トリオ『ワセリン・検査薬・空間殺虫剤』!
- 対策:試験に出る救済制度の「対象外(お金が出ない薬)」の3大定番は、このワセリン、妊娠検査薬、部屋にまく殺虫剤です。これらが並んでいたら一瞬でバツをつけて除外してください。人間の肌に直接塗って戦う2の殺菌消毒剤だけが、私たちの命を守る救済の主役になります。