【第一級陸上無線技士】過去問準拠 予想演習 問067 解説|思考ルート
電波の偏波特性および軸比に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.067
電波の偏波特性および軸比に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
直線偏波は、直交する二つの電界成分の位相差が0または180度の状態であり、電界ベクトルの軌跡が直線を描く。
軸比の大きさが1に近いほど楕円偏波に近く、無限大(インフィニティ)に近づくほど完全な円偏波として理想的な動作を示す。
円偏波は、直交する二つの電界成分の振幅が等しく、かつその位相差が90度(2分のπラジアン)であるときに生じる。
軸比は、偏波の楕円における長軸方向の電界強度と短軸方向の電界強度の比として定義される指標である。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 2
■【設問の意図と背景】
偏波の種類(直線・円・楕円)と、それらを数値的に評価する軸比の定義の類似概念を正確に区別できているかを試す。
■【正解の根拠とメカニズム】
軸比(Axial Ratio)は長軸電界と短軸電界の比(E1 / E2)であり、真数の値が1のときが完全な円偏波、無限大(あるいは非常に大きい値)のときが直線偏波となる。選択肢2は「無限大に近づくほど完全な円偏波」としており、定義が完全に逆である。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:直線偏波の位相差条件および軌跡の記述として正しい。
・選択肢2:軸比の大小と円偏波・直線偏波の関係が逆になっており誤り。
・選択肢3:円偏波の成立要件(等振幅・90度位相差)として正しい。
・選択肢4:軸比の物理的定義(長軸と短軸の強度の比)として正しい。
■【本番での即断ポイント】
「軸比が1なら円(丸い)、無限大なら直線(棒)」という基本イメージを持つことで、逆の記述を瞬時に見抜くことができる。
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