【第一級陸上無線技士】過去問準拠 予想演習 問068 解説|思考ルート
特性インピーダンスが50オームの同軸給電線と、純抵抗負荷である180オームのアンテナをインピーダンス整合させるため、1分の4波長整合器(λ/4トランス)を挿入してシステムを構築するケーススタディについて、最も適切なものの
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.068
特性インピーダンスが50オームの同軸給電線と、純抵抗負荷である180オームのアンテナをインピーダンス整合させるため、1分の4波長整合器(λ/4トランス)を挿入してシステムを構築するケーススタディについて、最も適切なものの組合せはどれか。
選択肢
整合器の特性インピーダンスには95オームの線路を選定する必要があり、給電線上の定在波比は整合器の挿入により完全に1となる。
整合器の特性インピーダンスは給電線と負荷のインピーダンスの幾平均(平方根)を用いて計算され、この場合の正確な値は94.86オームとなる。
整合器の特性インピーダンスは単に両者の算術平均で求められるため115オームとなり、給電線の太さを変えることで代用できる。
整合器の電気的長さを2分の1波長に変更することで、インピーダンス変換を行わずに負荷電力を最大化することができる。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 2
■【設問の意図と背景】
実際の無線機・給電線・アンテナ間の整合設計において、1/4波長整合器の特性インピーダンス計算式を正しく適用できるかを問う。
■【正解の根拠とメカニズム】
1/4波長整合器の特性インピーダンスZmは、給電線特性インピーダンスZ0と負荷インピーダンスRLの幾何平均、すなわちZm = 平方根(Z0 * RL)で与えられる。Z0=50, RL=180を代入すると、平方根(50 * 180) = 平方根(9000) = 約94.87オームとなる。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:数値の丸め方や全体の記述に不正確な点がある。
・選択肢2:計算式と算出値(約94.86オーム)が正確であり正しい。
・選択肢3:算術平均(足して2で割る)とする誤った計算方法を採用しており誤り。
・選択肢4:1/2波長線路はインピーダンスをそのままスルーするため誤り。
■【本番での即断ポイント】
幾何平均(かけ算して平方根をとる)を使うこと。50×180=9000の平方根が約94.9になることを確認する。
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