【第一級陸上無線技士】過去問準拠 予想演習 問077 解説|思考ルート
電離層伝搬およびプラズマ周波数に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.077
電離層伝搬およびプラズマ周波数に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
電離層内のプラズマ周波数は、単位体積あたりの自由電子密度の平方根に比例して高くなる特性を持つ。
電波の周波数が電離層のプラズマ周波数よりも低い場合、その電波は電離層で反射されて地表に戻る性質がある。
超短波帯以上の高い周波数の電波に対する電離層の第1種非衝突減衰は、周波数が高くなるほどその影響が大きくなり増大する。
太陽フレア発生時にD層の電子密度が異常増加すると、短波帯の電波が強く吸収されて全面ブラックアウト(デリンジャー現象)を引き起こす。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 3
■【設問の意図と背景】
電離層における電波の反射・減衰の周波数依存性に関する正確な物理的理解と、対流圏の気象減衰との混同を突く誤り記述の看破能力を問う。
■【正解の根拠とメカニズム】
電離層における第1種減衰(非衝突減衰)は、周波数が高くなるほど「減少する」性質がある。周波数が高くなるにつれて減衰が増大するのは対流圏における雨水等による減衰であり、電離層とは逆の傾向を示す。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:プラズマ周波数は電子密度の平方根に比例するため正しい。
・選択肢2:周波数がプラズマ周波数より低い場合は反射されるため正しい。
・選択肢3:周波数が高くなると減衰は小さくなるため「増大する」とする記述は誤り。
・選択肢4:太陽フレアによるD層異常吸収は短波のデリンジャー現象を引き起こすため正しい。
■【本番での即断ポイント】
電離層の非衝突減衰は高周波ほど小さくなり、雨などによる対流圏の減衰は高周波ほど大きくなるという対比を思い出す。
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