【伝送交換主任技術者】過去問準拠 予想演習 問036 解説|思考ルート
IPsecを用いたVPN構築におけるトンネルモードとトランスポートモード、およびAHとESPの機能上の特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.036
IPsecを用いたVPN構築におけるトンネルモードとトランスポートモード、およびAHとESPの機能上の特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
トランスポートモードは元のIPパケット全体をカプセル化し新たなIPヘッダを付加してルータ間のサイト間通信に用いられ、AHはペイロード部の暗号化機能を提供する。
トンネルモードは元のIPパケット全体をカプセル化して新たなIPヘッダを付加しルータ間で用いられ、ESPは暗号化に加えて認証および完全性保証の機能を提供する。
トランスポートモードはルータ間のサイト間接続に最適であり、AHは暗号化機能と認証機能の両方を同時に提供するためESPを使用する必要がない。
トンネルモードはホスト間のエンド・ツー・エンド通信に特化しており、ESPは暗号化のみを行って認証や完全性保証の機能は一切提供しない仕様となっている。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 2
■【設問の意図と背景】
IPsec通信におけるモード(トンネル/トランスポート)とセキュリティプロトコル(AH/ESP)の役割分担を正しく理解し、類似概念を混同していないかを問う。
■【正解の根拠とメカニズム】
トンネルモードは元パケット全体をカプセル化して拠点間(ルータ間)を結ぶ際に使用される。また、ESP(Encapsulating Security Payload)はデータの暗号化に加え、通信の認証および完全性保証を提供する。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:トランスポートモードではなくトンネルモードの説明であり、AHに暗号化機能はないため誤り。
・選択肢2:トンネルモードとESPの機能定義が完全に合致しており正しい。
・選択肢3:トランスポートモードはエンド・ツー・エンド向けであり、AHに暗号化機能はないため誤り。
・選択肢4:トンネルモードは拠点間向けであり、ESPは暗号化だけでなく認証も提供するため誤り。
■【本番での即断ポイント】
「暗号化が欲しいならESP」「拠点間ならトンネルモード」という基本原則を抑えておく。
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