【伝送交換主任技術者】過去問準拠 予想演習 問093 解説|思考ルート
光伝送システムに用いられる光増幅器の種類、構成要素、およびそのメカニズムに関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.093
光伝送システムに用いられる光増幅器の種類、構成要素、およびそのメカニズムに関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
エルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA)は、1.55ミクロン帯の光信号を一括して高利得かつ低雑音で増幅できるため、長距離大容量WDM伝送システムのインラインアンプとして広く利用されている。
半導体光増幅器(SOA)は、半導体レーザの共振器端面に無反射コーティングを施したものであり、超広帯域で動作し小型化が可能であるという特徴を持っている。
EDFAの一般的な内部構成要素には、エルビウム添加光ファイバ(EDF)、励起光源となるポンプ光レーザ、光合分波器(WDMカプラ)、および光アイソレータが含まれており、光路切り替えのためにMEMS光スイッチが組み込まれている。
ファイバラマン増幅器は、光ファイバの非線性光学効果である誘導ラマン散乱を利用して光信号を増幅する方式であり、伝送ファイバ自体を増幅媒体として活用できる。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 3
■【設問の意図と背景】
光増幅器(EDFA、SOA、ラマン)の原理、構成要素、および各デバイスの役割や限界に関する正確な工学的知識を問う。
■【正解の根拠とメカニズム】
EDFAの構成要素にはEDF、ポンプ光源、WDMカプラ、アイソレータ等が含まれるが、光路を切り替えるMEMS光スイッチはROADM等の光クロスコネクト装置で使用されるものであり、EDFAの必須構成要素ではない。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:EDFAが1.55ミクロン帯の基幹長距離伝送でインラインアンプとして広く使われていることは事実であり適切。
・選択肢2:SOAが半導体ベースで小型化や超広帯域動作に適していることは事実であり適切。
・選択肢3:EDFAの構成にMEMS光スイッチが含まれるとする点は誤りである。
・選択肢4:ラマン増幅器が誘導ラマン散乱を利用し伝送路ファイバを媒体とすることは事実であり適切。
■【本番での即断ポイント】
MEMS光スイッチは光路切替(ROADM等)のデバイスであり、アンプ単体の内部構成要素ではない点を見抜くこと。
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