【線路主任技術者】過去問準拠 予想演習 問097 解説|思考ルート
メタリック伝送路の電気的特性を決定する一次定数および無ひずみ伝送条件に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.097
メタリック伝送路の電気的特性を決定する一次定数および無ひずみ伝送条件に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
メタリック伝送路の一次定数には、単位長さ当たりの抵抗R、インダクタンスL、漏れコンダクタンスG、および静電容量Cが含まれる。
全周波数にわたり波形ひずみなく伝送するための無ひずみ伝送条件は、回路理論上の減衰量最小条件と一致する。
無ひずみ伝送が成立するための条件式は、RC = GL、またはRに対するGの比率とLに対するCの比率が等しい関係で表される。
実際の音声用メタルケーブルでは漏れコンダクタンスGが極めて小さくRCがGLよりもはるかに大きいため、自然の状態で無ひずみ条件を満たしている。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 4
■【設問の意図と背景】
メタリック伝送路の一次定数および無ひずみ伝送条件に関する基本原則と例外的な現実の特性の乖離を正しく把握しているかを問う。
■【正解の根拠とメカニズム】
実際の音声・メタルケーブルでは漏れコンダクタンスGが極めて小さく、RCとGLの関係はRCがGLよりもはるかに大きい状態にある。そのため、自然のままでは無ひずみ条件(RC=GL)を満たすことができず、インダクタンスを意図的に大きくする装荷コイル挿入等の対策が必要となる。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:一次定数の4要素(R, L, G, C)の定義として正しい。
・選択肢2:無ひずみ伝送条件が減衰量最小条件と一致することは正しい。
・選択肢3:条件式がRC = GLであることは正しい。
・選択肢4:「自然の状態で無ひずみ条件を満たしている」という記述は、実際のケーブル特性と矛盾しており誤り。
■【本番での即断ポイント】
現実のメタルケーブルは漏れコンダクタンスが極めて小さく無ひずみ条件を満たしていないため、装荷コイルなどの補正が必要である点を思い出すこと。
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