【測量士】過去問準拠 予想演習 問033 解説|思考ルート
GNSS測量機を用いた基準点測量におけるアンテナ高の測定に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.033
GNSS測量機を用いた基準点測量におけるアンテナ高の測定に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
アンテナ高の測定は、原則として標識のセンターマーク上面からGNSSアンテナの指定された測定位置までの高さを正確に測定する。
斜読によるアンテナ高の測定を行う場合、アンテナの側面にある複数の方向から計測を行い、その平均値を用いるか、所定の換算式を用いてアンテナ位相中心までの高さに変換する。
アンテナ高の測定誤差は、得られる基線ベクトルの鉛直成分(高さ)に直接影響を与えるため、観測の前後においてアンテナ高が意図せず変化していないことを入念に確認しなければならない。
標高を定めるためのGNSS水準測量を実施する場合においては、アンテナ高の測定誤差が標高値に影響を及ぼさないため、アンテナ高の測定やPCV補正を行う必要は一切ない。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 4
■【設問の意図と背景】
GNSS測量におけるアンテナ高測定や例外規定・適用除外に関する受験生の理解度を試す。
■【正解の根拠とメカニズム】
GNSS水準測量においても、得られる三次元位置(特に楕円体高から求まる標高)の精度はアンテナ高の測定精度に直接依存する。アンテナ高の測定を省略してよいという例外規定は存在せず、PCV補正も含めて厳密に行う必要があるため誤りである。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:標識上面からアンテナ指定位置までの正確な測定に関する記述は正しい。
・選択肢2:斜読による複数方向の計測や換算に関する記述は正しい。
・選択肢3:アンテナ高の誤差が鉛直成分に直接影響するため前後確認が必要である点は正しい。
・選択肢4:GNSS水準測量であってもアンテナ高の測定やPCV補正が必須であるため不適切。
■【本番での即断ポイント】
「〜の目的であるため測定や補正を行う必要はない」といった例外規定や省略を正当化する記述は、測量作業規程に照らしてほぼ全て誤りである。
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