【測量士】過去問準拠 予想演習 問034 解説|思考ルート
GNSS測量機を用いた基準点測量における諸数値や補正処理の定量的な関係に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.034
GNSS測量機を用いた基準点測量における諸数値や補正処理の定量的な関係に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
選択肢
スタティック法による観測において、同一機種のアンテナを使用する場合であれば、アンテナの個体差や位相中心の変動に起因する誤差は完全に相殺されるため、アンテナ位相中心変動補正(PCV補正)を行う必要は一切ない。
GNSS測量における基線解析において、基線長が数メートル程度の極めて短い場合であっても、電離層遅延や対流圏遅延の影響は距離に比例して増大するため、大気補正モデルの適用が不可欠となる。
スタティック法による観測距離が10km以上の測量において、GPS、準天頂衛星およびGLONASS衛星を組み合わせて用いる場合、使用する有効衛星数の基準は6衛星以上と定められている。
ネットワーク型RTK法を用いて基準点測量を行う際、移動局が受信する補正情報には誤差が含まれないため、基地局と移動局間の距離(基線長)がどれほど離れていても固定解の精度は劣化しない。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 3
■【設問の意図と背景】
法令や作業規程で定められた具体的な数値基準や補正処理の適用条件に関する正確な知識を問う。
■【正解の根拠とメカニズム】
基準点測量作業規程において、スタティック法による観測距離10km以上でGPS、準天頂衛星およびGLONASS衛星を用いる場合の有効衛星数は「6衛星以上」と明確に規定されており、この記述は正しい。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:同一機種であってもスタティック法ではPCV補正を行うことが原則であるため誤り。
・選択肢2:数メートル程度の極短基線では電離層・対流圏遅延はほぼ相殺されるため誤り。
・選択肢3:10km以上で複数衛星を用いる場合の有効衛星数6衛星以上の基準は正しい。
・選択肢4:ネットワーク型RTKでも基線長が離れると誤差が増大するため誤り。
■【本番での即断ポイント】
数値規定(10km以上、6衛星以上など)や補正処理の原則(PCV補正の適用など)を正確に暗記しているかが得点の鍵となる。
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