【測量士】過去問準拠 予想演習 問041 解説|思考ルート
直接水準測量における多様な誤差要因とその消去法および例外規定に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.041
直接水準測量における多様な誤差要因とその消去法および例外規定に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
前視標尺と後視標尺を結ぶ直線上の中央にレベルを整置し、前後視距離を等しく保つことにより、地球の曲率および大気屈折の影響を完全に相殺・消去することができる。
標尺の零点誤差は、1つの測線においてレベルの設置回数を奇数回に設定することによって、観測値から完全に消去することが可能である。
1級水準測量においては、地表付近の強烈な大気屈折やカゲロウによる読定誤差を排除するため、標尺の下方(例えば下端から20cm以下の部分)を読定しないこととされている。
望遠鏡の視準軸が水平でないことに起因する視準線誤差は、前後視距離を常に等しく維持する測点配置と偶数回の測点数を用いることで消去される。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 2
■【設問の意図と背景】
直接水準測量において発生する各種の器械誤差や外界要因による誤差を、どのような観測手順や条件設定によって消去できるか、その例外規定や原則を正しく理解しているかを問う。
■【正解の根拠とメカニズム】
標尺の零点誤差(目盛りの基準位置のずれ)を消去するためには、レベルの設置回数を偶数回(偶数測点)にする必要がある。奇数回では零点誤差が累積または残存するため、選択肢2の記述は誤りである。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:前後視距離を等しくする等距離法の基本原則により、曲率・大気屈折の影響は完全に相殺されるため正しい。
・選択肢2:零点誤差の消去には偶数回の設置が必要であり、奇数回とする記述は誤りである。
・選択肢3:1級水準での下方の読定回避は、地表付近の不安定な大気による屈折誤差を防ぐための標準的な規定であり正しい。
・選択肢4:視準線誤差は前後視距離を等しくし、偶数回の測点とすることで相殺されるため正しい。
■【本番での即断ポイント】
零点誤差の消去は「偶数回(偶数測点)」、曲率大気差・視準線誤差の消去は「前後視距離の均等化」が鉄則である。
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