【測量士】過去問準拠 予想演習 問089 解説|思考ルート
路線測量における仮BM(ベンチマーク)設置測量及び縦断測量に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.089
路線測量における仮BM(ベンチマーク)設置測量及び縦断測量に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
仮BMの設置にあたっては、工事中において亡失や破損のおそれがない、堅固で安定した地盤上の構造物や既存の基準点付近を選定しなければならない。
縦断測量を行う際の水準観測は、現場の作業効率を最優先し、往復観測を行わずに一方向の観測のみで高低差を決定しても全ての級数において規定上完全に認められている。
仮BM設置測量は、既知の水準点から開始し、路線周辺に適切な間隔で新たな標高基準を確保するために実施される重要な工程である。
縦断測量では、中心線上の各中心杭、地形の主要な変化点、および既設の構造物との交差地点などの標高を正確に測定し、縦断図作成の基礎データとする。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 2
■【設問の意図と背景】
水準測量および縦断測量における作業原則と例外規定の限界に焦点を当て、厳密な精度管理が必要とされる実務ルールを問います。
■【正解の根拠とメカニズム】
水準測量においては、誤差の確認と精度の保証を行うため、原則として往復観測(またはそれに準じる閉合・結合観測)を実施することが義務付けられています。一方向のみの観測で精度を担保することは認められていません。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:仮BMの選定場所に関する実務上の基本原則であり正しい記述です。
・選択肢2:一方向のみの観測で済ませることは精度の確認ができないため不適切であり、誤りです。
・選択肢3:仮BM設置の目的と手順に関する正しい記述です。
・選択肢4:縦断測量で測定すべき主要なポイントを網羅しており正しい記述です。
■【本番での即断ポイント】
「作業効率を最優先し」「往復観測を行わずに」といった言葉が含まれる選択肢は、測量における厳格な精度管理の原則に反するため、即座に誤りとして見抜くことができます。
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