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【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 問27の過去問解説|思考ルート

【問題】

問27 解熱鎮痛薬の配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a イソプロピルアンチピリンは、ピリン系解熱鎮痛成分である。 b イブプロフェンは、胃粘膜保護作用があるため、胃潰瘍の既往歴がある人でも安心して使用できる。 c ブロモバリル尿素は、痛みを和らげる効果を高める目的で、鎮静成分として配合されていることがある。 d アリルイソプロピルアセチル尿素を配合した解熱鎮痛薬は、服用後の自動車の運転に関する制限はない。

1(a、c) 2(a、d) 3(b、c) 4(b、d)


① この問題の一言まとめ

この問題は、前問の「プロピフェナゾン(別名:イソプロピルアンチピリン)」の知識と、痛み止めを飲むとなぜ眠くなるのかという「鎮静成分」の運転制限について問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [○]:これは正しい記述です。「イソプロピルアンチピリン」とは、前問に出てきた「プロピフェナゾン」の別名(正式な化学名)です。どちらの名前で出題されても、同じ「唯一のピリン系成分」のルールの通りマルとなります。
  • b [×]:真逆のことが書かれています。「イブプロフェン」は効果が強い反面、胃を守るバリア(胃粘膜)を弱めてしまう副作用があります。そのため、過去に胃潰瘍になったことがある人(既往歴がある人)が飲むと、胃潰瘍が再発して悪化する危険があるため、「安心して使用できる」は完全にバツです。
  • c [○]:これは正しい記述です。頭痛や生理痛のとき、痛みのイライラや緊張を脳の神経を落ち着かせることで和らげるために、引き立て役として「ブロモバリル尿素」などの【鎮静成分】が配合されていることがあります。
  • d [×]:絶対にやってはいけない危険な記述です。cに出てきた「ブロモバリル尿素」や、この「アリルイソプロピルアセチル尿素」は、脳の神経を眠らせる強い【鎮静成分(催眠成分)】です。飲むと激しい眠気に襲われるため、服用したあとは「絶対に自動車の運転をしてはいけない(運転制限がある)」というのが鉄のルールです。

※正答:1(a、cが正しい)

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. 鎮静成分が入った薬での「運転OK」という誘導
  • ひっかけ例:今回の選択肢dのように「アリルイソプロピルアセチル尿素は、運転への影響はない」など。
  • 対策:名前に「〜尿素」とつく成分(アリルイソプロピルアセチル尿素、ブロモバリル尿素)は、脳を休ませる居眠り成分です。車を運転したら大事故に繋がるため、運転は「絶対禁止」だと頭に叩き込んでください。
  1. プロピフェナゾンの「別名」ひっかけ
  • ひっかけ例:プロピフェナゾンで覚えていた受験生を、わざと「イソプロピルアンチピリン」という古い名前で混乱させてきます。
  • 対策:どちらも同じお薬を指す言葉です。テキストによっては両方並んで書いてあるので、同じものだと繋げて覚えておきましょう。
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