【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 問29の過去問解説|思考ルート
【問題】
問29 眠気を促す薬(催眠鎮静薬) に用いられる生薬成分に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
( a ) は、カノコソウの根及び根茎を用いた生薬で、( b ) 作用を期待して用いられる。
1 a:チョウトウコウ、b:鎮静 2 a:カギカズラ、b:強心 3 a:パッシフローラ、b:強心 4 a:パッシフローラ、b:鎮静 5 a:カノコソウ、b:鎮静
① この問題の一言まとめ
この問題は、第3章の多くの受験生を苦しめる最大の難所「生薬(しょうやく)」の中から、催眠鎮静薬のイライラを鎮める目的で入っている植物の名前と、その元の植物名(原植物)を一致させる問題です。
② 各選択肢のマルバツ解説
- a [カノコソウ] / b [鎮静]:これがズバリ正しい組み合わせです。カタカナの生薬名が、そのまま元の植物の名前(カノコソウの根など)になっている、生薬の歴史の中では一番覚えやすくて良心的な、ボーナス問題とも言えるサービス問題です。イライラや神経の高ぶりを優しくリラックスさせる【鎮静作用】があります。
※正答:5
③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」
この「催眠鎮静の生薬ポケット」では、以下の4大生薬の組み合わせがシャッフルされて出題されます。セットで頭の引き出しに入れておきましょう。
- カノコソウ ➔ カノコソウの根(そのまんま) ➔ 鎮静
- チョウトウコウ(釣藤鈎) ➔ 【カギカズラ】のトゲ ➔ 鎮静(カギ爪のトゲの形をしているから釣藤鈎と書きます)
- パッシフローラ ➔ チャボトケイソウ(時計草) ➔ 鎮静
- サンソニン(酸棗仁) ➔ サネブトナツメの種 ➔ 鎮静
対策:今回の問題のように、カノコソウの文章なのに選択肢に「チョウトウコウ」や「パッシフローラ」を混ぜて混乱させてきます。「カノコソウの根はカノコソウ!」と、名前が一致しているもの同士を迷わず選べるようにしておきましょう。