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【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 問40の過去問解説|思考ルート

【問題】

問40 腸の薬(整腸薬・止瀉薬・瀉下薬)に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

( a ) は、腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜を保護する作用(収斂作用)を期待して、主に( b )に配合される。

1 a:ビスマスを含む成分、b:整腸薬 2 a:ビスマスを含む成分、b:止瀉薬 3 a:ヒマシ油、b:止瀉薬 4 a:ヒマシ油、b:瀉下薬 5 a:トリメブチンマレイン酸塩、b:整腸薬


① この問題の一言まとめ

この問題は、下痢を止めるお薬(止瀉薬)と、便秘を治すお薬(瀉下薬)の言葉の定義と、腸をコーティングして下痢を止める主役成分(ビスマス)の役割を問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [ビスマスを含む成分] / b [止瀉薬]:これがズバリ正しい組み合わせです。「次硝酸ビスマス」などのビスマス成分は、傷ついた腸の粘膜のタンパク質と合体して、腸全体に薄いガード膜を張ってくれます(収斂作用)。これにより、腸への刺激をブロックして、激しい下痢をピタッと止める【止瀉薬(ししゃやく=下痢止め)】として使われます。

※ちなみに、選択肢にある「ヒマシ油」は、逆に腸を激しく刺激して中身を全部出し切らせる強力な「瀉下薬(しゃげやく=便秘薬・下剤)」の成分ですので、全く逆の役割になります。

※正答:2

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

腸の薬のジャンルでは、まず漢字の「呼び名(目的)」を絶対に間違えないようにしてください。ここをすり替える問題が非常に多いです。

  1. 【止瀉薬(ししゃやく)】 ➔ 「瀉(くだり=下痢)」を「止」める。つまり【下痢止め】のこと。
  2. 【瀉下薬(しゃげやく)】 ➔ 「瀉」を「下」から出す。つまり【便秘薬(下剤)】のこと。

対策:今回の空欄bのように、下痢止めの説明なのに「整腸薬」や「瀉下薬」という言葉を混ぜて揺さぶってきます。「タンパク質を固めて守る(収斂)のは、下痢止め(止瀉薬)のビスマスの特権!」と一本道で覚えるのがコツです。

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