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【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 問52の過去問解説|思考ルート

【問題】

問52 婦人薬及びその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 一般用医薬品の婦人薬には、更年期障害や月経不順の緩和を目的とするものがある。 b 婦人薬に配合される生薬成分は、ホルモンバランスの乱れによる諸症状を改善する目的で用いられる。 c エチニルエストラジオールは、人工的に合成された女性ホルモン(エストロゲン)の一種である。 d サフランは、アヤメ科のサフランの柱頭を用いた生薬で、通経(月経を促す)作用を期待して用いられる。

1(a:正、b:正、c:正、d:正) 2(a:正、b:誤、c:正、d:誤) 3(a:誤、b:正、c:正、d:正) 4(a:誤、b:誤、c:正、d:誤) 5(a:正、b:誤、c:誤、d:正)


① この問題の一言まとめ

この問題は、女性特有のイライラや体調不良を整える「婦人薬(命の母など)」の目的と、直接ブレンドされている女性ホルモン成分、そして血の巡りを良くする生薬(サフラン)の性質を問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [○]:これは正しい記述です。女性のライフステージにおける「月経(生理)の不順」や、年齢とともに訪れる「更年期障害」による心と体のアンバランスを優しくサポートするのが婦人薬の役割です。
  • b [○]:これは正しい記述です。婦人薬には、当帰(トウキ)や川芎(センキュウ)といった、血の巡りを良くしてホルモンバランスを内側から穏やかに整える「植物由来の生薬」が主役としてたくさん入っています。
  • c [○]:これは正しい記述です。「エチニルエストラジオール」は、名前の後ろに「エストラジオール」とついている通り、人工的に作られた【女性ホルモン(卵胞ホルモン=エストロゲン)】そのものです。乱れたホルモンを直接補うために配合されることがあります。
  • d [○]:これは正しい記述です。パエリアなどの料理の黄色い色付けでも有名な「サフラン」ですが、お薬としてはアヤメ科のサフランの花の真ん中にある「柱頭(メシベの先)」を使った非常に高級な生薬です。血液をサラサラにして、遅れている生理を正常に促す【通経作用(つうけいさよう)】という強い効果を持っています。

※正答:1(すべて正しい)

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. 女性ホルモン成分「エストラジオール」のすり替え
  • ひっかけ例:「エチニルエストラジオールは、男性ホルモンの一種である」
  • 対策:名前に「エストロ」と入るものはすべて【女性ホルモン】の引き出しに入れてください。
  1. 「サフラン」の使っている部位のひっかけ
  • ひっかけ例:「サフランは、アヤメ科のサフランの根を用いた生薬である」
  • 対策:サフランはあの細い赤紫色の「メシベ(柱頭)」を1本ずつ手で摘むからこそ高級なのです。「根っこ」や「葉っぱ」と書かれていたらバツだと見抜きましょう。
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