【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 午後問17の過去問解説|思考ルート
【問題】
問17 アレルギー(皮膚病薬)に用いられる漢方処方製剤に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
( a ) は、体力中等度以上で、分泌物が多く、ときに局所の熱感があるものの、湿疹・皮膚炎、じんましん、水虫、あせもに適すとされているが、構成生薬として( b ) を含むため、妊婦又は妊娠していると思われる女性では流産・早産のリスクに注意が必要である。
1 a:消風散、b:ダイオウ 2 a:消風散、b:マオウ 3 a:茵蔯蒿湯、b:ダイオウ 4 a:茵蔯蒿湯、b:マオウ 5 a:当帰飲子、b:カンゾウ
① この問題の一言まとめ
この問題は、ジュクジュクした痒い湿疹や水虫に使うアレルギー漢方(消風散)の名前と、その中に隠された流産リスクを持つ下剤生薬(ダイオウ)を見抜く問題です。
② 各選択肢のマルバツ解説
- a [消風散]:これが正しい漢方薬の名前です。「分泌物が多く(ジュクジュクしている)」「局所の熱感(患部が赤くて熱い)」というキーワードが来たら、皮膚の水分を飛ばして炎症を冷ます【消風散(しょうふうさん)】の独壇場です。
- b [ダイオウ]:これが正しい生薬の名前です。消風散には、お腹の中の毒素をウンチと一緒に排泄させるために、強力な下剤生薬である【ダイオウ(大黄)】が含まれています。そのため、午後問4のルール通り、妊婦さんは流産や早産のリスクがあるため、使用に大きな注意(または禁忌)が必要です。
※正答:1
③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」
- 皮膚の漢方の2大巨頭「消風散」と「当帰飲子」の区別
- 対策:皮膚の漢方が出たら、肌の状態を1秒で見分けてください。
- 患部が【ジュクジュク】して熱い ➔ 【消風散】(ダイオウ入り)
- 患部が【カサカサ】して乾燥している ➔ 【当帰飲子(とうきいんし)】 この「ジュクジュクなら消風散」という呪文を覚えておけば、一発で3番などの選択肢を削って1に辿り着けます。