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【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 午後問20の過去問解説|思考ルート

【問題】

問20 皮膚病薬(水虫薬)に配合される抗真菌成分以外の成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a サリチル酸は、硬くなった角質を柔らかくし、抗真菌成分が皮膚の奥に染み込みやすくする目的で配合される。 b クロタミトンは、局所刺激作用により、水虫の激しい痒みを一時的に和らげる。 c メントールは、冷感刺激作用により、痒みを抑える効果がある。 d グリチルレチン酸は、水虫の患部の激しい炎症(赤みや腫れ)を鎮める目的で配合される。

1(a:正、b:正、c:正、d:正) 2(a:正、b:誤、c:正、d:正) 3(a:誤、b:正、c:誤、d:正) 4(a:誤、b:誤、c:正、d:お) 5(a:正、b:誤、c:誤、d:誤)


① この問題の一言まとめ

この問題は、水虫薬の中に、カビを殺す成分(抗真菌薬)の脇を固める「サポートメンバー(角質軟化、痒み止め、炎症止め)」として入っている成分の役割を問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [○]:これは正しい記述です。「サリチル酸」は、酸のパワーで硬くなったガサガサの角質をポロポロと溶かす【角質軟化成分】です。水虫の薬が皮膚の奥深くに住む白癬菌までしっかり届くように、道を開ける仕事をします。
  • b [○]:これは正しい記述です。「クロタミトン」は、少し独特の温感刺激によって、脳へ送られる水虫の耐え難い「激しい痒み」の信号を麻痺させて、一時的に痒みを忘れさせる【痒み止め成分】です。
  • c [○]:これは正しい記述です。「メントール(l-メントール)」は、ハッカの成分です。塗った瞬間スーッとする冷たい刺激(冷感刺激)を与えることで、痒みの神経をなだめます。
  • d [○]:これも正しい記述です。「グリチルレチン酸」は、何度も出てきたカンゾウの親戚です。かきむしって赤く腫れ上がった水虫の皮膚の「炎症」を強力にバックアップして鎮めます。

※正答:1

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. 水虫薬の裏方の全員正解問題
  • 対策:水虫の薬には、メインの抗真菌薬のほかに、この問題に出てきた4つのサポート成分が必ず入っています。どれも100%正しい組み合わせなので、自信を持って1(すべて正しい)をマークしてください。実務の売り場で成分表を見るときにもそのまま役立つ知識です。
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