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【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 午後問30の過去問解説|思考ルート

【問題】

問30 一般用検査薬(妊娠検査薬・尿糖・尿タンパク検査薬)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 尿糖・尿タンパク検査薬は、生活習慣病などの診断を目的とするものではなく、定期的な健康管理の目安として用いられる。 b 尿糖検査薬は、尿中の糖(グルコース)を測定するものであり、食事の影響を避けるため、原則として「食後」の尿で検査することが望ましい。 c 妊娠検査薬は、尿中に排出されるヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の有無を調べるものである。 d 妊娠検査薬は、予定された生理日の前であっても、高い確率で正確な判定が可能である。

1(a:正、b:正、c:正、d:誤) 2(a:正、b:誤、c:正、d:誤) 3(a:誤、b:正、c:誤、d:正) 4(a:誤、b:誤、c:正、d:誤) 5(a:正、b:誤、c:正、d:正)


① この問題の一言まとめ

この問題は、ドラッグストアの衛生用品コーナーに売っている尿検査薬や妊娠検査薬の、正しいタイミング(食後か食前か)や、妊娠を感知する有名なホルモンの名前(hCG)を問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [○]:これは午前中の問16の復習です。市販の検査薬は、お医者さんのように「病気の診断」をすることは絶対にできません。あくまで自分の健康状態をチェックする「目安・早期発見」のために使われます。
  • b [×]:検査のタイミングのすり替えひっかけです。尿の中の糖分(尿糖)を調べる薬は、ご飯を食べたあとの一時的な血糖値の上昇(食事の影響)をわざとチェックしたいため、食前ではなく【食後(食後1〜2時間など)】の尿で行うのが正しいです。※なお、ペアになる「尿タンパク検査薬」の場合は、逆に食事の影響をクリアにしたいので【早朝の尿(起きてすぐの尿)】で行う、という2つの異なるルールがあります。問題文の「食事の影響を避けるため食後」という理由の日本語が矛盾しています。
  • c [○]:これは国家試験に200%出題される、絶対に暗記しなければいけない超重要ホルモン名です。赤ちゃんが子宮に着床すると、お母さんの体から【ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG=エイチ・シー・ジー)】という特殊なホルモンがドバドバと尿に出てきます。妊娠検査薬はこのhCGの有無をセンサーで感知します。
  • d [×]:実務でも購入時によく質問される大定番のフライング防止記述です。妊娠検査薬は、hCGの量が十分に尿の中に増えてからではないと正しく反応しません。そのため、フライングして予定された生理日よりも「前」に使ってしまうと、本当は妊娠していてもバツ(陰性)と出てしまうミスが起きます。正しいタイミングは【生理予定日の「約1週間後」から】です。前からは正確な判定はできません。

※正答:2

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. 妊娠検査薬は「hCG」を【生理予定日の1週間後】に調べる薬!
  • 対策:この2つのキーワード(hCGという英文字、1週間後という期間)は、試験で毎回必ずセットで狙われます。「生理日の前でもOK」と書かれていたら即バツをつけてください。消去法で2(a:正、b:誤、c:正、d:誤)が美しく残ります。
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