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【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 午後問4の過去問解説|思考ルート

【問題】

問4 生薬及び漢方処方製剤の副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 漢方処方製剤による副作用には、間質性肺炎や肝機能障害のように重篤なものもある。 b カンゾウを含有する医薬品を長期間服用しても、偽アルドステロン症を生じるおそれはない。 c マオウを含有する医薬品は、心臓病、高血圧、糖尿病の診断を受けた人において、症状を悪化させるおそれがある。 d ダイオウを含有する医薬品を授乳婦が服用した場合、乳児に下痢を起こすおそれがある。

1(a:正、b:正、c:正、d:誤) 2(a:正、b:誤、c:正、d:正) 3(a:誤、b:正、c:誤、d:正) 4(a:誤、b:誤、c:正、d:お) 5(a:正、b:誤、c:誤、d:誤)


① この問題の一言まとめ

この問題は、漢方や生薬に特有の「重い副作用(間質性肺炎、偽アルドステロン症)」や、特定の持病・授乳婦における生薬(マオウ、ダイオウ)の注意点を問う、毎年100%出題される超重要問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [○]:これは正しい記述です。漢方薬を飲んでから、階段を上ると息切れがする(間質性肺炎)や、体がだるくて目が黄色くなる(肝機能障害)といった、命に関わる重篤な副作用が起きることは実際にあります。
  • b [×]:前問でも出てきた大バツ記述です。カンゾウ(甘草)の長期服用や大量摂取は、体の中に塩分と水が溜まって血圧が上がる「偽アルドステロン症」を【生じるおそれがある】のが正しいです。
  • c [○]:これは正しい記述です。マオウ(麻黄)には交感神経をバキバキに刺激するエフェドリンが入っています。心臓がドキドキして血圧や血糖値が上がりやすくなるため、心臓病・高血圧・糖尿病の人は症状が悪化するおそれがあり、注意が必要です。
  • d [○]:これは正しい記述です。ダイオウ(大黄)の強力な下剤成分は、お母さんの母乳(乳汁)に簡単に混ざってしまいます。それを飲んだ赤ちゃんまでお腹が緩くなって激しい下痢をしてしまうため、授乳中のお母さんはダイオウを避けるルールになっています。

※正答:2

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. 3大生薬「カンゾウ」「マオウ」「ダイオウ」の鉄板リスク
  • 対策:この3つの生薬のリスクは、第3章だけでなく第5章(してはいけないこと)でも確実に狙われる国家試験の主役です。
  • カンゾウ ➔ 偽アルドステロン症(むくみ・血圧上昇)
  • マオウ ➔ 交感神経興奮(心臓病・高血圧・糖尿病の悪化)
  • ダイオウ ➔ 母乳移行(赤ちゃんの赤ちゃん下痢) この3点セットをノートの1ページ目に太字で書いておきましょう。
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