【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 午後問45の過去問解説|思考ルート
【問題】
問45 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が運営する「医薬品副作用被害救済制度」に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
医薬品副作用被害救済制度の救済対象となる健康被害は、医薬品を( a ) に使用したにもかかわらず発生した、( b ) 以上の治療を必要とする程度の重篤な副作用によるものである。
1 a:適正、b:入院 2 a:適正、b:通院 3 a:大量、b:入院 4 a:大量、b:通院 5 a:不適正、b:入院
① この問題の一言まとめ
この問題は、前問の解説で私が力説した、国がお金を払って救済してくれるPMDAの制度の、「どんな使い方をしたとき」で「どれくらい重い症状のとき」にお金が出るのかという、最も重要な支給基準のボーダーラインを問う問題です。
② 各選択肢のマルバツ解説
- a [適正]:これが正しい法律の言葉です。当たり前ですが、睡眠薬を100錠一気に飲むといった自殺目的の乱用や、わざと間違った使い方(不適正・大量)をして起きた副作用には、国は1円もお金をくれません。説明書の通りに正しく使った【適正に使用した場合】に限られます。
- b [入院]:これが正しい法律の境界線です。ドラッグストアの風邪薬を飲んで「ちょっとお腹がゆるくなって、近所のクリニックに1回行って塗り薬をもらった(通院)」くらいの軽い症状では、この制度はお金を出してくれません。命の危機を感じて【入院(にゅういん)】するか、あるいはそれと同等以上の重い治療が必要だった場合、もしくは障害が残ったり死亡したりした場合だけが対象です。
※正答:1
③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」
- 救済制度のボーダーラインは「正しく使って【入院】以上」!
- 対策:空欄bの「入院」と「通院」のすり替えは、毎年のように全国の試験で狙われる大定番ポイントです。「ちょっと通院したくらいじゃ国はお金を出してくれない、ガッツリ【入院】したときだけ!」と、お財布の紐の固さをイメージして1をバシッと選びましょう。