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【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 午後問46の過去問解説|思考ルート

【問題】

問46 医薬品の安全対策(成分の販売中止などの歴史)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 小柴胡湯による間質性肺炎の副作用については、厚生省(当時)から緊急安全性情報が出された。 b 塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)を含有する医薬品は、脳出血等の副作用リスクが高まるため、代替成分(プソイドエフェドリン塩酸塩等)への速やかな切り替えが図られた。 c 承認等情報や副作用情報の速やかな伝達のため、厚生労働省による「医薬品・医療機器等安全性情報」が毎月発行されている。 d 一般用医薬品の安全対策として、インターネットを通じて副作用等の情報を一般の生活者に直接届ける「PMDA メディカルナビ」が運用されている。

1(a:正、b:正、c:正、d:正) 2(a:正、b:誤、c:正、d:誤) 3(a:誤、b:正、c:誤、d:正) 4(a:誤、b:誤、c:正、d:お) 5(a:正、b:誤、c:誤、d:誤)


① この問題の一言まとめ

この問題は、過去に市販の鼻炎薬などで大問題になり販売中止になった成分(PPA)の歴史や、国が新しい副作用を見つけたときに発行する「緊急安全性情報」などの安全対策の歴史を問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [○]:これは正しい記述です。漢方薬の小柴胡湯(しょうさいことう)をインターフェロンという病院の注射と一緒に使った患者さんの間で、重い「間質性肺炎」が多発したため、国から警告(緊急安全性情報=イエローペーパー)が出されました。
  • b [○]:これは実務の売り場でも非常に有名な歴史の記述です。昔の鼻炎薬には「塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)」という鼻づまりを通す成分が入っていましたが、アメリカ等で脳出血を起こすリスクが浮き彫りになりました。そのため、日本でも一斉に自主回収され、代わりに安全性の高い【プソイドエフェドリン塩酸塩】などへ中身の切り替え(コンバージョン)が行われました。
  • c [○]:これは正しい記述です。国(厚生労働省)は、新しく見つかったお薬の注意点などを「医薬品・医療機器等安全性情報」として毎月定期的に発表しています。
  • d [○]:これも正しい記述です。PMDA(総合機構)が運営する「PMDAメディカルナビ」は、パソコンやスマホのメール等を通じて、医療関係者だけでなく一般の生活者へも直接、最新の薬のストップ情報を届けるシステムです。

※正答:1

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. 安全対策の歴史の全員大正解問題
  • 対策:午後の部でお馴染みとなった、すべての選択肢が100%正しい綺麗なサービス問題です。特に『PPA ➔ 脳出血 ➔ プソイドエフェドリンへ変更』という歴史の流れは、第5章の歴史問題の中で最も出題されやすい主役知識なので、これらがマルとしてカチッと並んでいる1を自信を持って選びましょう。
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