【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 午後問51の過去問解説|思考ルート
【問題】
問51 薬局及び店舗販売業(ドラッグストア)の許可に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 薬局の開設許可は、店舗ごとに、その店舗の所在地の都道府県知事(保健所を設置する市又は特別区にあっては、市長又は区長)が与える。 b 店舗販売業の許可を受けた店舗であっても、処方箋に基づく医薬品の調剤を行うことはできない。 c 薬局の許可を受けた店舗であれば、処方箋がなくても、一般用医薬品をすべてのリスク分類にわたって販売することができる。 d 店舗販売業の許可の有効期間は、許可の日から起算して「6年間」である。
1(a:正、b:正、c:正定位、d:正) 2(a:正、b:正、c:正、d:誤) 3(a:誤、b:正、c:誤、d:正) 4(a:誤、b:誤、c:正、d:正) 5(a:正、b:誤、c:誤、d:誤)
① この問題の一言まとめ
この問題は、お医者さんの処方箋を調剤する「薬局(調剤薬局)」と、私たちが働く「店舗販売業(ドラッグストア)」の、法律上の決定的な権利の違いと許可の更新年数(6年)を問う問題です。
② 各選択肢のマルバツ解説
- a [○]:これは正しい記述です。お店を開くときのラスボス(許可をくれる人)は、その場所の「都道府県知事」や「保健所長(市長・区長)」です。国(厚生労働大臣)ではありません。
- b [○]:これは実務でも絶対に侵してはならない法律の境界線です。普通のドラッグストア(店舗販売業)のレジに、お客様が病院の処方箋を持ってきても、絶対に【調剤(薬をブレンドして渡す行為)をしてはいけません】。調剤ができるのは、aの「薬局」の看板を掲げている場所だけです。
- c [○]:これは正しい記述です。「薬局」は、お薬の最高峰の場所です。調剤ができるのはもちろん、ドラッグストアのように市販薬(一類・二類・三類すべて)をレジで売ることも完璧に認められています。
- d [○]:これは正しい記述です。薬局や店舗販売業の許可証は、一度もらったら一生モノではありません。自動車の免許のように、定期的に【6年ごと】に更新の手続きをしなければ、許可が切れてお店を営業できなくなってしまいます。
※正答:1
③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」
- 薬事の許可の有効期限はいつでも「6年(ムシされない許可)」!
- 対策:第4章では、お店の許可や、お薬の製造販売の承認の「有効期限の年数」が何度も出てきますが、薬事の世界の年数は【すべて『6年間』】で統一されています。5年や3年という数字に変えてひっかけるのがお決まりですが、今回は正しい数字なのでオールマル(1)が正解の、とても美しい基本問題です。