【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 午後問55の過去問解説|思考ルート
【問題】
問55 医薬品医療機器等法に基づく行政処分(命令や罰則)に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 都道府県知事は、店舗販売業者が法律を破った場合、その許可を取り消し、又は期間を定めてその業務の全部若しくは一部の停止を命ずることができる。 b 都道府県知事は、登録販売者が業務に関して著しく不適当な行為をしたときは、その販売従事登録を取り消すことができる。 c 薬事の法律を破って無許可でお薬を販売した場合、刑事罰(懲役や罰金)の対象となることがある。 d 行政処分を行う場合、あらかじめその対象者に対して弁明の機会(言い訳を聞く場=聴聞など)を与えなければならない。
1(a、b、c) 2(a、c、d) 3(b、c、d) 4(a、b、c、d)
① この問題の一言まとめ
この問題は、悪いことをしたお店や登録販売者に対して、お上の知事が下す「業務停止」や「登録取り消し」といった、最も重いペナルティ(行政処分)のルールを問う問題です。
② 各選択肢のマルバツ解説
- a [○]:これは正しい記述です。期限切れの薬をわざと売るなど、悪質なドラッグストアに対して、知事は「お店の許可を剥奪する(取消)」や「来月まで営業するな(業務停止命令)」という強力な鉄槌を下すことができます。
- b [○]:これは私たち個人に対するペナルティの記述です。登録販売者がお薬を乱用目的の若者に大量に横流しするなど、プロとして【著しく不適当な行為】をした場合、知事から「あなたの資格を剥奪します(登録取り消し)」という最大の処分が下されます。
- c [○]:これは正しい記述です。メルカリやSNSで、許可がない一般人が勝てにお薬を転売・販売(無許可販売)したら、立派な犯罪です。警察に逮捕されて「刑務所に入る(懲役)」か「重いお金を払う(罰金)」という刑事罰の対象になります。
- d [○]:これは日本の法律のとてもフェアで優しい手続きの記述です。お上がいきなり「お前は明日からクビだ!」と処分を下すのはアンフェアです。処分を決める前に、必ず本人を呼んで「どうしてそんなことをしたのか、言い分を聞いてあげる場(聴聞・弁明の機会の付与)」を開くことが法律で義務付けられています。
※正答:4
③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」
- 行政の処分は厳しいけれど、手続きは「フェア(言い分は聞く)」
- 対策:法律のペナルティ問題が出たら、処分の厳しさとプロセスの公平さを両方チェックしてください。どれも日本の法律のルールとして100%正しい、ぐうの音も出ないほど綺麗な記述なので、4(すべて正しい)を選びましょう。これで第4章の法律エリアもほぼ完璧に突破できます。