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【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 午後問58の過去問解説|思考ルート

【問題】

問58 乱用等のおそれのある一般用医薬品(販売数量の制限など)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 乱用等のおそれのある医薬品を販売する場合は、購入者が「適切な数量」を購入しようとしているかを確認しなければならない。 b 乱用等のおそれのある医薬品を中高生などの若年者が購入しようとする場合は、氏名や年齢、購入理由を特に慎重に確認しなければならない。 c エフェドリン、コデイン、ブロモバリル尿素などは、法律により「乱用等のおそれのある医薬品」に指定されている。 d 購入者が大量購入の理由を言わないなど、不審な点がある場合は、販売を拒否(お断り)することが望ましい。

1(a:正、b:正、c:正.,d:正) 2(a:正、b:誤、c:正、d:誤) 3(a:誤、b:正、c:誤、d:正) 4(a:誤、b:誤、c:正、d:お) 5(a:正、b:誤、c:誤、d:誤)


① この問題の一言まとめ

この問題は、近年ニュースや実務の現場でも大問題になっている、若者たちの市販薬の「オーバードーズ(大量乱用)」を水際で防ぐための、国の厳格なスピード購入制限ルールを問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [○]:これは正しい記述です。咳止めなどを一気に10箱まとめて買おうとするお客様(買い占め)が来たら、そのまま売ってはいけません。本当に今必要な量(原則1人1個までなど)の【適切な数量】であるかをレジで確認する義務があります。
  • b [○]:これは実務のレジで最も緊張する瞬間のマル記述です。学校帰りの制服を着た中高生が、乱用されやすい咳止め(ブロンなど)を持ってレジに来た場合、名前や年齢、なんで必要なのかの理由(購入理由)をじっくり慎重にヒアリングしなければいけません。
  • c [○]:これは午後問41の連用禁止の部屋でも解説した通りの正しい記述です。脳をバキバキに興奮させるエフェドリンや、麻薬の仲間であるコデイン、居眠り成分のブロモバリル尿素は、若者がハイになるために乱用しやすい成分のトップ3です。国によって【乱用等のおそれのある医薬品(指定成分)】にバシッと指定されています。
  • d [○]:これは正しい記述です。レジでお客様に「なんでこんなにたくさん買うんですか?」と聞いても、「うるさい、いいから売れ!」と理由を拒否されたり、怪しい(不審な)態度をとられた場合は、お客様の命を守るために、プロとして勇気を持って【販売をお断り(販売拒否)】するのが正しい対応です。

※正答:1

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. 乱用対策はお客様を疑うのではなく「命を守るディフェンス」
  • 対策:現在の日本のドラッグストアの現場で、最も厳しくマニュアル化されているタイムリーな問題です。すべての選択肢が、若者のオーバードーズ(乱用)を未然に防ぐためのプロとしての心構えを美しく並べているため、1(すべて正しい)を選びましょう。実務に出た初日から絶対に使う超重要知識です。
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