【令和7年度】登録販売者 北海道・東北 午後問6の過去問解説|思考ルート
【問題】
問6 胃腸に作用する薬(胃腸薬・整腸薬など)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 胃の痛みやさしこみを鎮める目的で、抗コリン成分が配合されることがある。 b 消化を助ける目的で、タカヂアスターゼなどの消化酵素成分が配合されることがある。 c 腸内の善玉菌を補う目的で、ビフィズス菌などの生菌成分が配合されることがある。 d 下痢を止める目的で、ロペラミド塩酸塩などの止瀉成分が配合されることがある。
1(a:正、b:正、c:正、d:正) 2(a:正、b:誤、c:正、d:誤) 3(a:誤、b:正、c:誤、d:正) 4(a:誤、b:誤、c:正、d:正) 5(a:正、b:お、c:誤、d:誤)
① この問題の一言まとめ
この問題は、ドラッグストアの胃腸薬・整腸薬コーナーに並んでいるお薬が、それぞれどのような目的(痛み止め、消化、善玉菌、下痢止め)で配合されているのかという、全体の基本マップを問う問題です。
② 各選択肢のマルバツ解説
- a [○]:これは正しい記述です。胃や腸の筋肉の急激な痙攣(さしこみ)を、神経の命令をブロックすることで優しくほぐすのが抗コリン成分の役割です。
- b [○]:これは正しい記述です。「タカヂアスターゼ」や「パンクレアチン」といった成分は、私たちが食べたご飯やお肉の分解を強力にサポートする【消化酵素(しょうかこうそ)】です。
- c [○]:これは正しい記述です。ビオフェルミンなどでお馴染みの「ビフィズス菌」や「乳酸菌」は、生きたまま腸に届いて悪玉菌を追い出し、お腹の環境を綺麗に整える(整腸作用)ための生菌成分です。
- d [○]:これは正しい記述です。ロペラミド塩酸塩は、動きすぎた腸を優しく眠らせることで、つらい下痢をピタッと止める強力な下痢止め(止瀉)成分です。
※正答:1
③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」
- 胃腸薬の「オールスター」大集合問題
- 対策:それぞれの成分の役割が完全に一致している、非常に素直で綺麗なサービス問題です。試験の後半(午後の部)のスタートに、受験生をリラックスさせるために配置されたような問題なので、自信を持って全員マル(1)を選びましょう。