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【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)問16の過去問解説|思考ルート

【問題】

問16 一般用医薬品の販売時のコミュニケーションに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 一般用医薬品では、情報提供を受けた当人のみが医薬品を使用するとして、販売時のコミュニケーションを考える必要がある。 b 一般用医薬品の購入者は、使用者の体質や症状等を考慮して製品を事前に調べて選択しているのではなく、宣伝広告や販売価格等に基づき漠然と製品を選択していることがあることにも留意しなければならない。 c 一般用医薬品は、家庭における常備薬として購入されることも多いため、一般用医薬品の販売等に従事する専門家は、その医薬品がすぐに使用される状況にあるかなどの把握に努めることが望ましい。 d 一般用医薬品の販売等に従事する専門家からの情報提供は、説明内容が購入者等にどう理解されたかなどの実情を把握しながら行う必要はなく、専門用語を分かりやすい平易な表現で説明するだけでよい。

1(a:正、b:正、c:正、d:正) 2(a:正、b:正、c:誤、d:誤) 3(a:正、b:誤、c:誤、d:誤) 4(a:誤、b:正、c:正、d:誤) 5(a:誤、b:誤、c:正、d:正)


① この問題の一言まとめ

この問題は、他ブロックのam-q36の接客コミュニケーションの復習です。お留守番している子供のために親が買いに来る「代理購入」の注意点や、説明が独りよがりになってはいけないという会話のキャッチボールの大切さを問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [×]:リアルな売り場の現実を無視したダメ記述です。「家にいる熱を出した子供のために、仕事帰りの父親が買いに来た」というように、レジの目の前にいる購入者【当人以外の人が使うケース(代理購入)は山ほどあります】。そのため、当人のみ、と言い切るこの視野の狭い文章はバツです。
  • b [○]:これは他ブロックの問36のbと1文字も違わない大正解記述です。お客様はみんな「安いから」とか「CMで新垣結衣ちゃんが言ってたから」と【漠然と値段や広告で選んでいるケースが多い】ので、私たちがブレーキをかけてあげる必要があります。
  • c [○]:これは正しい記述です。「これ、今すぐレジの後ろで飲む?それとも来月の旅行のための置き薬(常備薬)?」と、いつ使うのか(使用状況の把握)を聞き出すのは、正しいアドバイスのためにとても【望ましい】アクションです。
  • d [×]:これも一方通行のダメなコミュニケーション記述です。いくら分かりやすい言葉で話したとしても、お客様がポカーンとした顔をしていて内容が伝わっていなかったら(理解されたかの実情を無視したら)意味がありません。「把握しながら行う必要はない」という傲慢な日本語は大バツです。

※正答:4

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. お薬の説明は、相手の顔色を見て「ちゃんと伝わっているか【把握しながら行う】」!
  • 対策:一方的な説明(d)や、本人が飲むとは限らない代理購入の否定(a)の嘘を2つ並べて弾けば、4(aとdがバツ、bとcがマル)が美しく選べます。
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