思考ルート | トップページへ戻るコラム一覧へ戻る

【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)問34の過去問解説|思考ルート

【問題】

問34 医薬品の剤形とその特徴に関する組み合わせの正誤について、正しい組合せはどれか。

[剤形 ➔ 特徴] a チュアブル錠 ➔ 口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤形であり、水なしでも服用することができる。 b 舌下錠 ➔ 舌下で溶解させ、有効成分を口腔粘膜から吸収させる。 c 外用液剤 ➔ 軟膏剤やクリーム剤に比べて、患部が乾きやすい。 d 軟膏剤 ➔ 油性基剤に水分を加えたもので、患部を水で洗い流したい場合に用いられる。

1(a:正、b:正、c:誤、d:誤) 2(a:正、b:正、c:正、d:誤) 3(a:誤、b:誤、c:正、d:誤) 4(a:正、b:誤、c:正、d:正) 5(a:誤、b:正、c:誤、d:正)


① この問題の一言まとめ

この問題は、他ブロックのam-q56(チュアブル錠の正しい飲み方)の応用です。ドラッグストアの皮膚科コーナーにある「軟膏」と「クリーム」の、水で洗い流せるかどうかの基剤の性質の違いを問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [○]:これは他ブロックの問56のひっかけを綺麗に直した、100%大正解のチュアブル錠(ラムネ風お薬)の記述です。水なしでボリボリ噛み砕いて美味しく飲みます。
  • b [○]:これは正しい記述です。狭心症のニトロペンなどで有名な「舌下錠(ぜっかじょう)」は、飲み込まずにベロの下(舌下)でジュワッと溶かして、お口の粘膜から一瞬で心臓の血管へお薬を吸収させる特別な剤形です。
  • c [○]:これは正しい記述です。水虫の液体スプレー(外用液剤)などは、サラサラのアルコールなどで出来ているため、ベタベタした軟膏よりも塗ったあと一瞬で【患部がカラカラに乾きやすい】という特徴を持っています。
  • d [×]:お肌の塗り薬の「軟膏(なんこう)」と「クリーム」の特徴の完全なすり替えひっかけです!ギトギトした油(油性基剤)だけで出来ていて水で絶対に洗い流せないのが【軟膏】です。文章に書かれている「油の中に【水分】をたっぷり混ぜて、使い終わったら水でシャッと綺麗に洗い流せる」というお肌に優しい剤形は、軟膏ではなく【クリーム剤】の本当の特徴です。名前が逆なのでバツです。

※正答:2

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. 水でサラッと綺麗に洗い流せる塗り薬は、【クリーム剤】の特権!
  • 対策:オロナイン(クリーム)は水で流せますが、ワセリン(軟膏)は水を弾いて絶対に流れませんよね。dの軟膏の嘘を弾くことができれば、2(a、b、cがマル、dのみバツ)を確信を持ってマークできます。
戻る ↩ 前の問題(問33)次の問題(問35)へ ➔