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【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)問35の過去問解説|思考ルート

【問題】

問35 医薬品の副作用として現れる全身的な症状等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a ショック(アナフィラキシー)は、生体異物に対するアレルギー反応の一種で、発症後の進行が非常に速やかな(通常、2時間以内に急変する。)ことが特徴である。 b 皮膚粘膜眼症候群は、38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態である。 c 皮膚粘膜眼症候群と中毒性表皮壊死融解症は、原因医薬品の使用開始後2週間以内に発症することが多く、1ヶ月以上経ってから起こることはない。 d 偽アルドステロン症は、複数の医薬品や、医薬品と食品との間の相互作用によって起きることがある。

1(a:正、b:誤、c:誤、d:誤) 2(a:正、b:正、c:誤、d:正) 3(a:誤、b:誤、c:誤、d:正) 4(a:正、b:誤、c:正、d:誤) 5(a:誤、b:正、c:正、d:誤)


① この問題の一言まとめ

この問題は、他ブロックのam-q57(SJSの大火事副作用)の応用です。アレルギーショックのタイムリミット(2時間以内)の数字や、漢方の偽アルドステロン症の発生原因を問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [○]:これはアナフィラキシーショックの正しいスピードの記述です。蜂に刺されたときと同じで、お薬のアレルギーショックは、飲んでから【通常、2時間以内という光速のスピードで一気に体が急変する】のが最大の特徴です。
  • b [○]:これは他ブロックの問57のaと完全に同じ、皮膚粘膜眼症候群(SJS)の100%正しい大正解定義文です。38℃以上の大高熱が出て、目や口の粘膜がただれます。
  • c [×]:お薬の例外の制限ひっかけです。これらの恐ろしい皮膚副作用は、確かに2週間以内に起きることが圧倒的に多い(マル)ですが、人間の体は複雑なので、稀に【1ヶ月以上ずっと飲み続けてから、忘れた頃にいきなり大爆発して起こるケースも『バッチリ存在します』】。「起こることはない」と言い切る文章は医学上大バツになります。
  • d [○]:これは他ブロックの漢方の併用相談の解説で、私がずっと伏線を張っていた大正解記述です。風邪薬と胃腸薬を何種類も重ねて飲んだり、下剤(甘草入り)と毎日のお味噌汁(食品)を組み合わせるなどの【複数の相互作用によって、体の中に塩分が溜まる偽アルドステロン症は普通に引き起こされます】。

※正答:2

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. お薬の副作用の期間制限で、「〜が起こることは【絶対に無い】」と言い切る文章はバツ!
  • 対策:医学の世界に100%例外なしは存在しません。cの「1ヶ月以上経ってから起こることはない」という強い決めつけを弾き、ショックの2時間ルール(a)やSJSの高熱(b)のマルを確信できれば、2(a、b、dがマル、cのみバツ)が選べます。
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