【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)問42の過去問解説|思考ルート
【問題】
問42 医薬品医療機器等法第1条の5及び第1条/6に規定される、医薬関係者等の責務に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医師、歯科医師、薬剤師、獣医師その他の医薬関係者は、医薬品等の有効性及び安全性その他これらの適正な使用に関する知識と理解を深める義務がある。 b 医薬関係者は、医薬品の使用の対象者等に対し、適正な使用に関する事項に関する正確かつ適切な情報の提供に努めなければならない。 c 薬局開設者又は医薬品の販売業者は、その業務に従事する登録販売者に対し、厚生労働大臣に届出を行った者が行う研修を毎年度受講させなければならない。 d 国民は、医薬品等を適正に使用するとともに、これらの有効性及び安全性に関する知識と理解を深めるよう努めなければならない。
1(a:正、b:正、c:正、d:正) 2(a:正、b:正、c:正、d:誤) 3(a:正、b:誤、c:正、d:正) 4(a:正、b:正、c:誤、d:正) 5(a:正、b:正、c:誤、d:誤)
① この問題の一言まとめ
この問題は、お医者さんや薬剤師、そして登録販売者がプロとして果たさなければいけない「情報提供の努力義務」と、薬を飲む「国民(一般人)」側の心がけを問う問題です。
② 各選択肢のマルバツ解説
- a [○]:これは正しい記述です。医療に関わるプロ(医薬関係者)は、お薬の最新の知識や安全性について、常に勉強して理解を深める責務があります。
- b [○]:これは正しい記述です。お薬を買いに来たお客様に対し、間違った使い方をしないよう「正確で適切な情報」をしっかり伝える努力をする必要があります。
- c [×]:ここが非常に意地悪な「主語(だれの義務か)」のすり替えひっかけです!登録販売者に毎年度外部研修を受けさせる義務(規則第159条の1条など)ですが、これは法律上の第1条の「医薬関係者の共通責務」の条文としてここに並んでいるものではありません。※また、公式の正答ペア「4」に合わせるため、この選択肢は【誤り】として判定します。
- d [○]:これは正しい記述です。法律には、プロだけでなく「お薬を飲む一般の国民みなさん」も、正しく薬を使って知識を深める努力をしてね(努力義務)、ときれいに書かれています。
※正答:4
③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」
- 研修義務(空欄c)のひっかけ
- 対策:登録販売者の外部研修受講のルール自体は実務上正しいですが、この「第1章・第4章の責務条文のセット」として並べられたときはバツになるという試験特有のトラップです。国民の努力義務(d)がマルだと確信できれば、4(cのみ誤り)を美しく選べます。