【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)問48の過去問解説|思考ルート
【問題】
問48 医薬品に添付する文書、医薬品の容器等又は外箱等への記載事項に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医薬品に添付する文書、その容器等又は外箱等に記載されていてはならない事項の一つに「当該医薬品に関し虚偽又は誤解を招くおそれのある事項」がある。 b 医薬品の表示については製造販売業者の責任であるため、医薬品の販売業者が表示の不適切な医薬品を販売しても罰せられることはない。 c 医薬品医療機器等法第50条の規定に基づく法定表示事項及び同法第52条の規定に基づく添付文書等への記載については、邦文でされていなければならない。 d 一般用医薬品は、これに添付する文書又は容器等若しくは外箱等に、当該医薬品に関する最新の論文その他により得られた知見に基づき、用法用量その他使用及び取扱い上必要な注意等が記載されていなければならない。
1(a:正、b:正、c:正、d:正) 2(a:正、b:誤、c:正、d:誤) 3(a:正、b:誤、c:正、d:正) 4(a:正、b:誤、c:誤、d:正) 5(a:誤、b:正、c:正、d:誤)
① この問題の一言まとめ
この問題は、お薬の箱や説明書に「絶対に書いてはいけないNG事項」と、日本の薬局の棚に並べるための言語のルール(日本語の義務)を問う問題です。
② 各選択肢のマルバツ解説
- a [○]:これは正しい記述です。説明書(添付文書)や箱に、お客様を騙すような「嘘(虚偽)」や「誤解を招くおそれのあること」を印刷することは法律で厳しく禁止されています。
- b [×]:売り手の責任を放棄したダメな文章です。製薬会社が作った箱の印刷が法律違反(不適切表示)だった場合、それを知りながら(あるいは気づかずに)お店の棚に並べてお客様に売った「販売業者(私たちドラッグストア)」も、共同でバッチリ法律で罰せられます。他人事ではないのでバツです。
- c [○]:これは日本の安心を守るための、100%正しい大原則記述です。日本国内で一般向けに流通させるお薬の箱や説明書は、英語や中国語ではなく、必ず誰もが読める【邦文(ほうぶん=日本語)】で書かれていなければならない、と法律の言語が決まっています。
- d [○]:これは正しい記述です。お薬の説明書は、最新の医学論文や副作用データ(知見)を元に、常に最新の「正しい注意点」にアップデートして記載されていなければいけません。
※正答:3
③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」
- 日本の市販薬の説明書は、絶対に【日本語(邦文)】で書く義務がある!
- 対策:cの「邦文でされていなければならない」は超重要キーワードです。bの「お店側は罰せられないから平気だよ」という無責任な嘘を弾けば、3(bのみ誤り)が綺麗に選べます。