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【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)問5の過去問解説|思考ルート

【問題】

問5 医薬品の副作用に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 一般用医薬品は、軽度な疾病に伴う症状の改善等を図るものであり、重大な副作用の兆候が現れた場合であっても、症状の改善を優先し使用を継続した方がよい。 b 医薬品が人体に及ぼす作用は、すべてが解明されているわけではないが、十分注意して適正に使用すれば、副作用が生じることはない。 c 副作用は、血液や内臓機能への影響等のように、明確な自覚症状として現れないこともある。 d 複数の疾病を有する人の場合、ある疾病に対して使用された医薬品の作用により、別の疾病の症状が悪化することもある。

1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(c、d)


① この問題の一言まとめ

この問題は、他ブロックのam-q25の「副作用の優先順位」の復習です。市販薬をどれだけまじめに正しく使っても副作用がゼロにはならない理由や、持病悪化の相関性を問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [×]:倫理的に大バツの、非常に危険な選択肢です。重大な副作用のサイン(高熱や粘膜のただれなど)が出たら、熱を下げることよりも【お薬を1秒でストップして、命を守る(副作用を回避する)のが絶対の最優先】です。継続しろ、はバツです。
  • b [×]:これも試験の定番である安全神話の罠です。説明書の通りにどれだけ「十分注意して100%適正に使用」したとしても、体質や運悪く【副作用が生じることは絶対にあります(ゼロにはできません)】。生じることがない、はバツです。
  • c [○]:これは他ブロックのam-q25(沈黙の臓器・肝機能障害など)で力説した通りの大正解記述です。血液がドロドロになったり、内臓が弱る副作用は、初期には【明確な自覚症状として現れない(血液検査などでしか分からない)】ので注意が必要です。
  • d [○]:これは正しい記述です。2つ以上の病気(高血圧と風邪など)がある人が、風邪のために飲んだアドレナリン成分によって、もう片方の病気(高血圧)が一気に悪化(血圧急上昇)してしまう、ということはよくあります。

※正答:5

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. どんなに正しく使っても、お薬の副作用は「ゼロ(生じることがない)にはできない」!
  • 対策:お薬の安全性を100%過信する選択肢(b)や、副作用を無視して飲み続けろという悪魔のアドバイス(a)は一発バツです。消去法で5(c、dが正しい)が綺麗に残ります。
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