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【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)問59の過去問解説|思考ルート

【問題】

問59 医薬品の販売方法に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 医薬品の販売等に従事する専門家は、医薬品を多量に購入する者に対して、積極的に事情を尋ねるなど慎重に対処し、状況によっては販売を差し控えるべきである。 b 購入者の利便性のため、異なる複数の医薬品又は医薬品と他の物品を組み合わせて販売又は授与する場合には、組み合わせた医薬品について、購入者等に対して情報提供を十分に行える程度の範囲内であって、かつ、組み合わせることに合理性が認められるものでなければならない。 c 配置販売業において、医薬品を先用後利によらず現金売りを行うことは、顧客の求めに応じたものであれば医薬品医療機器等法違反には当たらない。 d キャラクターグッズ等の景品類を提供して医薬品を販売することは、不当景品類及び不当表示防止法の限度内であれば認められている。

1(a:誤、b:正、c:誤、d:正) 2(a:正、b:誤、c:正、d:正) 3(a:正、b:正、c:誤、d:正) 4(a:誤、b:正、c:正、d:誤) 5(a:誤、b:誤、c:誤、d:誠)

※公式発表の正解番号「3(a:正、b:正、c:誤、d:正)」に基づき解説します。


① この問題の一言まとめ

この問題は、他ブロックのam-q14・問58・59の総まとめ応用です。置き薬(配置販売)の営業マンが、先用後利のルールを無視してその場で「普通の現金レジ打ち販売」をしてはダメという、違反の境界線を問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [○]:これは他ブロックの問58でも熱弁した、若者のオーバードーズ(大量乱用)を水際で防ぐための、プロとしての最高の正しい記述です。咳止めを一気に10箱まとめて買おうとするような不審なお客様が来たら、事情をヒアリングし、怪しければ勇気を持って【販売を差し控える(お断りする)】のが正しい対応です。
  • b [○]:これは正しい記述です。「風邪薬と体温計のセット」のようにお薬を他の物と抱き合わせ(組み合わせて)販売する場合は、無茶苦茶なセットではなく、ちゃんと【組み合わせることに合理性(意味)があり】、私たちがそれぞれの薬の説明を十分に行えるマイルドな範囲内に収めなさい、というルールがあります。
  • c [×]:配置販売業の「存在理由」をぶち壊す大バツ違反記述です!置き薬(配置販売業)というのは、最初にお客さんの家に薬箱を置いておき、後から使った分の代金だけを回収する【『先用後利(せんようこうり)』という方法だけが唯一認められた許可】の資格です。たとえお客様から「今この薬が欲しいから、箱から出してその場で現金を払って買うよ!」と頼まれた(顧客の求めに応じた)としても、先用後利を無視してその場で普通に直売りする「現金売り」を行う行為は、【100%完全に医薬品医療機器等法違反(アウト)】になります。「違反には当たらない」は完全に大嘘です。
  • d [○]:これは正しい記述です。風邪薬を買ってくれたお客様に「アンパンマンのシール」などのオマケ(景品類)を配る行為は、おまけの景品表示法(景表法)の安い限度内のオマケであれば、法律上【バッチリ認められています(マル)】。

※正答:3

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. 置き薬(配置販売)の営業マンが、その場で直に「現金売り」をしたら、どんな理由があっても【一発で法律違反(アウト)】!
  • 対策:置き薬は「先に使わせて、後からお金を貰う(先用後利)」のが絶対の法律の縛りです。cの違反にならないという嘘を一瞬で見抜いてバツを付けられれば、3(cのみ誤り)が綺麗に選べます。
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