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【年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)問7の過去問解説|思考ルート

【問題】

問7 他の医薬品や食品との相互作用等に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 外用薬であれば、食品の摂取によって、その外用薬の作用や代謝が影響を受けることはない。 b 相互作用は、医薬品が吸収、分布、代謝又は排泄される過程で起こることはなく、医薬品が薬理作用をもたらす部位において起こるものである。 c 医薬品の相互作用による副作用のリスクを減らす観点から、緩和を図りたい症状が明確である場合には、なるべくその症状に合った成分のみが配合された医薬品が選択されることが望ましい。 d かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、アレルギー用薬等では、成分や作用が重複することが多く、通常、これらの薬効群に属する医薬品の併用は避けることとされている。

1(a、b) 2(a、d) 3(b、c) 4(b、d) 5(c、d)


① この問題の一言まとめ

この問題は、他ブロックのam-q28の「相互作用(お薬の併用)」の復習です。湿布(外用薬)とご飯の飲み合わせの嘘や、無駄な成分の被りを避ける単味お薬の選び方を問う問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [×]:他ブロックのam-q29でもお伝えした、安全神話の罠です。湿布(外用薬)であっても、皮膚から吸収されたお薬の成分は、最終的に「全身の血液」に乗って【肝臓で分解(代謝)】されます。そのため、お酒や食品の影響を受ける可能性は【バッチリあります】。「影響を受けることはない」はバツです。
  • b [×]:お薬の科学のプロセスの嘘記述です。相互作用(薬の衝突)というのは、ターゲットの場所(受容体)だけでなく、お薬がお腹で【吸収】されるとき、血液で【分布】されるとき、肝臓で【代謝】、腎臓で【排泄】されるまでの【すべてのプロセス(過程)においてガッツリ起こります】。「起こることはない」は大バツです。
  • c [○]:これは他ブロックのam-q28のdと1文字も違わない大正解記述です。鼻水だけが出ているお客様には、何でも入った総合風邪薬ではなく、鼻水用の成分だけが入った「単味の鼻炎薬」を選んであげるのが、無駄な相互作用を避けるプロの賢い選択です。
  • d [○]:これも他ブロックのam-q28のbと同じ、100%正しい実務記述です。風邪薬、頭痛薬、鼻炎薬、咳止めは、どれも中身の「抗ヒスタミン成分」や「カフェイン」が被りまくる【大の仲良し(重複成分)】たちです。そのため、これらの同時服用(併用)は【絶対に避ける】のが鉄則です。

※正答:5

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. 湿布(外用薬)であっても、食品やアルコールの影響は【受ける】!
  • 対策:外用薬だから100%安全、という誘導(a)と、吸収や代謝の途中では薬は喧嘩しないという(b)の嘘を2つ綺麗に弾けば、5(c、dが正しい)が一本道で選べます。
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