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【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)午後問21の過去問解説|思考ルート

【問題】

問81 眼科用薬に配合される成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a クロモグリク酸ナトリウムは、ヒスタミンの働きを抑えることにより、目の痒みを和らげる作用を示す。 b プラノプロフェンは、アレルギー症状を引き起こす誘発物質(ヒスタミン等)の肥満細胞からの遊離を抑える作用を示す。 c ネオスチグミンメチル硫酸塩は、毛様体におけるアセチルコリンの働きを抑えることで、目のピント調節機能を改善する作用を示す。 d コンドロイチン硫酸エステルナトリウムは、結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として配合されている場合がある。

1(a:正、b:正、c:誤、d:正) 2(a:誤、b:正、c:正、d:誤) 3(a:誤、b:誤、c:誤、d:正) 4(a:誤、b:誤、c:正、d:正) 5(a:正、b:誤、c:正、d:誤)


① この問題の一言まとめ

この問題は、アレルギー用目薬成分(クロモグリク酸、プラノプロフェン)の役割シャッフルと、ピント調節成分(ネオスチグミン)の仕組みの嘘を見抜く問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [×]:役割のすり替えです。ヒスタミンの働きを直接ブロックするのはクロルフェニラミンなどの「抗ヒスタミン成分」です。クロモグリク酸はヒスタミンを外へ出さないようにする「アレルギーのフタ(遊離抑制)」が仕事です。
  • b [×]:これも役割のすり替えです。肥満細胞からの遊離を抑えるのはaのクロモグリク酸の仕事です。プラノプロフェンは、炎症の物質を抑える「非ステロイド性抗炎症成分」です。
  • c [×]:アセトアミノフェンや自律神経を揺さぶるウルトラひっかけ記述です。ネオスチグミンは、ピント調節の毛様体筋を動かすために、アセチルコリンを分解する酵素を邪魔して、むしろ【アセチルコリンの働きを『強める(高める)』】ことでピントを合わせます。抑えるはバツです。
  • d [○]:これはサンテメディカルなどによく入っている、コンドロイチンの100%正しい記述です。保水性があるので、目の乾き(ドライアイ)や角膜のダメージを優しく防ぎます。

※正答:3

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. ネオスチグミン(ピント調節成分)は、アセチルコリンの働きを【強める】!
  • 対策:アセチルコリンを増やすから目がキリッとピントが合うようになります。a、b、cのすべての引っ掛けを綺麗に弾けば、3(dのみ正しい)が一本道で選べます。
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