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【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)午後問39の過去問解説|思考ルート

【問題】

問99 一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」の項目中に、「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」と記載されている主な成分として、正しいものの組合せはどれか。

a ロートエキス b センナ c ジフェンヒドラミン塩酸塩 d ピレンゼピン塩酸塩水和物

1(a、b) 2(a、c) 3(b、c) 4(b、d) 5(c、d)

※公式発表の正解番号「1(a、bが正しい)」に基づき、お母さんの母乳を止めてしまう薬と、赤ちゃんのウンチを激しい下痢にしてしまう下剤の2大絶対禁忌を完全解説します。


① この問題の一言まとめ

この問題は、他ブロックの問84(ロートエキスの母乳分泌抑制)と、午後問19(ジフェンヒドラミンの相談すること)を綺麗にミックスした、お母さんのレジでの絶対の「してはいけないこと(禁忌)」を見極める超重要実務問題です。

② 各選択肢のマルバツ解説

  • a [ロートエキス]:これがズバリ大正解の、してはいけないこと(禁忌)成分です!他ブロックの問84の通り、ロートエキスは体中の分泌をカラカラに乾燥させる抗コリン作用があるため、お母さんが飲むと【母乳がピタッと出なくなって(分泌抑制)赤ちゃんが困る】ため、説明書に「授乳中は絶対に飲むな(使用を避けること)」と書いてあります。
  • b [センナ]:これがもう1つの大正解の絶対禁忌下剤成分です!下剤の王様センナ(センノシド)は、お母さんが飲むと、成分が母乳の液体にドバドバと混ざって赤ちゃんに移行します。それを知らずに赤ちゃんが母乳を飲むと、ミルク経由で強力な大腸下剤を食らってしまい、【生まれたばかりの赤ちゃんが『強烈で激しい下痢(腹痛)』を起こして干からびてしまう】ため、授乳中のお母さんは「してはいけないこと(絶対禁止)」のトップバッターに指定されています。
  • c [ジフェンヒドラミン塩酸塩]:これはバツです。前問の午後問19の通り、ジフェンヒドラミンは赤ちゃんが居眠り(昏睡)するおそれがあるため注意が必要ですが、添付文書の法律上の項目としては、してはいけないことではなく【『相談すること』の部屋】に優しく記載されているメンバーなので、このリストからは除外(バツ)されます。
  • d [ピレンゼピン塩酸塩水和物]:これもバツです。胃酸だけを狙い撃ちする特殊な抗コリンなので、aのロートエキス(全身カラカラ)のような、母乳を止める強い「してはいけないこと」の禁止リストには入っていません(相談することレベルです)。

※正答:1

③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」

  1. 授乳中のお母さんが「してはいけない(絶対禁止)」2大巨頭は、母乳を止める【ロートエキス】と、赤ちゃんを下痢にする【センナ・ダイオウ】!
  • 対策:この2人は、赤ちゃんやお母さんの育児を物理的に破壊してしまうので、相談ではなく「してはいけないこと(禁止)」の部屋のツートップに君臨しています。このコンビ(1)をノータイムで選べるようになりましょう!
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