【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)午後問43の過去問解説|思考ルート
【問題】
問103 一般用医薬品の添付文書における「使用上の注意」の「相談すること」の項目に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 医療機関で治療を受けている人は、医師から処方された医薬品と一般用医薬品との重複による副作用の危険があるため、「相談すること」の項目に記載されている。 b 「相談すること」の項目に「妊娠又は妊娠していると思われる人」と記載されている医薬品は、ヒトにおける具体的な悪影響が判明しているものに限定されている。 c 高齢者は、生理機能が低下していることが多く、副作用が現れやすいため、「相談すること」の項目に記載されている。
1 a:正、b:正、c:正 2 a:正、b:誤、c:正 3 a:誤、b:正、c:誤 4 a:誤、b:誤、c:正 5 a:正、b:誤、c:誤
① この問題の一言まとめ
この問題は、病院の薬と市販薬の被りを防ぐためのルールや、妊婦さんの「相談すること」に載る基準の優しさを問う問題です。
② 各選択肢のマルバツ解説
- a [○]:これは正しい記述です。病院の薬(処方薬)を飲んでいる人が自己判断で市販薬を混ぜると大危険なので、必ず事前に主治医に「相談すること」と書かれています。
- b [×]:安全の網を狭める大バツ記述です。お腹の赤ちゃんへの影響は未知のことも多いため、ヒトでの具体的な悪影響がまだハッキリ「限定」されていなくても、少しでも怪しければ【念のためにすべて網羅して記載する】のが基本です。
- c [○]:これはお年寄りのリスクとして100%正しい記述です。お年寄りは腎臓や肝臓が弱く薬が体内に大渋滞しやすいので、飲む前に専門家に「相談すること」となっています。
※正答:2
③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」
- 妊婦さんの安全表現で「悪影響が判明しているものに【限定】されている」はバツ!
- 対策:お薬のリスク管理は「疑わしきはすべて記載する」のが鉄則です。bの嘘を弾けば、2(a:正、b:誤、c:正)が残ります。