【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)午後問51の過去問解説|思考ルート
【問題】
問111 次の表は、ある制酸薬に含まれている成分の一覧である。
[3包(3.84g)中] 銅クロロフィリンカリウム:120 mg 無水リン酸水素カルシウム:1,020 mg 沈降炭酸カルシウム:1,020 mg 水酸化マグネシウム:960 mg ロートエキス:30 mg
次のうち、この制酸薬の添付文書の「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」として記載されている基礎疾患等はどれか。
1 全身性エリテマトーデス 2 心臓病 3 貧血 4 糖尿病 5 肝臓病
① この問題の一言まとめ
この問題は、胃薬の成分表を見て、一番下に入っている「ロートエキス(抗コリン成分)」の副作用から、悪化しやすい持病を当てる問題です。
② 各選択肢のマルバツ解説
- 1、3、4、5 [×]:これらはこの成分表の薬とは関係のないハズレの持病名です。
- 2 [○]:これがズバリ大正解です。一番下に入っている「ロートエキス(抗コリン成分)」は、副交感神経をブロックして交感神経を前に出すため、心臓がバクバクと激しく動いて心拍数を急上昇させてしまいます。そのため、元々心臓が弱っている【心臓病】の人が飲むと持病が急激に悪化して危険なため、「相談すること」に指定されています。
※正答:2
③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」
- ロートエキス(抗コリン)を見つけたら、目は緑内障、心臓は【心臓病】を絶対に見張れ!
- 対策:抗コリン成分は心臓のアクセルを勝手に踏んでしまうお薬です。成分表の中にロートエキスやブチルスコポラミンを見つけたら、選択肢から【心臓病】、または【緑内障】という文字だけを狙い撃ちしましょう。2が一発で選べます。