【令和7年度】登録販売者 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)午後問53の過去問解説|思考ルート
【問題】
問113 一般用医薬品の添付文書の「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に、「15歳未満の小児」と記載されている主な成分・薬効群等として、誤っているものはどれか。
1 サリチル酸ナトリウム 2 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬(睡眠改善薬) 3 アミノ安息香酸エチル 4 オキセサゼイン 5 アスピリン
① この問題の一言まとめ
この問題は、子供の脳を守るために「15歳未満は一発絶対に使用禁止(禁忌)」に指定されているメンバーの中から、1つだけ紛れ込んだハズレ(間違い)を見つける問題です。
② 各選択肢のマルバツ解説
- 1 [○]:サリチル酸グループは、子供の脳を破壊するライ症候群のリスクがあるため、15歳未満は絶対禁止(禁忌)です。
- 2 [○]:睡眠改善薬(ドリエルなど)の抗ヒスタミン成分は、子供の脳には刺激が強すぎて興奮や痙攣を起こすため、15歳未満は一発使用禁止です。
- 3 [○]:これはお腹の痛み止めの局所麻酔成分ですが、赤血球が酸欠になる「メトヘモグロビン血症」という重い血液の副作用が子供に出やすいため、15歳未満は一発禁忌となっています。
- 4 [×]:これが間違い(この問題の正解)です!胃の局所麻酔成分である「オキセサゼイン(サクロンQの主成分)」は、子供向けの用法用量は設定されていませんが、法律上の「15歳未満は一発絶対に使用しないこと(禁忌)」という厳しい子供一発禁止リストには指定されていません。
- 5 [○]:これは定番のアスピリンですね。15歳未満の子供が風邪のときに飲むとライ症候群のリスクがあるため一発絶対禁忌です。
※正答:4
③ 初心者のための「合格ひっかけパターン」
- 強い局所麻酔「アミノ安息香酸エチル」は、子供は【絶対NG(15歳未満禁忌)】!
- 対策:試験の子供禁忌で一番狙われるマニアック成分は、3の「アミノ安息香酸エチル(15歳未満禁忌)」です。これがマルだと分かれば、消去法で4のオキセサゼイン(禁忌指定のリストには無い)をバシッと選ぶことができます。