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【第一級陸上無線技士】過去問準拠 予想演習 問059 解説|思考ルート

方向性結合器を用いて主回路の空中線電力およびVSWRを測定する際の実務上の手順および注意事項に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。

※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。

予想演習 No.059

方向性結合器を用いて主回路の空中線電力およびVSWRを測定する際の実務上の手順および注意事項に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 方向性結合器を用いることで、主回路の伝送パワーをほとんど損なうことなく、結合減衰量を利用して進行波や反射波の電圧・電力を安全に抽出・測定することができる。

  2. dBm表示で電力P_fを算出する際の計算式においては、結合減衰量k(dB)の補正項に加えて、電力換算に起因する定数項の加算処理を行う必要がある。

  3. 電圧定在波比Sを求めるためには、抽出された進行波電圧と反射波電圧から反射係数の大きさを算出し、その値を経由して計算を行う。

  4. 方向性結合器の副導波管の終端に接続されている無反射終端器(ダミーロード)のVSWRが著しく劣化している場合でも、主回路の結合度や方向性には何ら影響を与えない。


正解と解説(思考ルート)

【正解】 選択肢 4

■【設問の意図と背景】

高周波測定の実務において、方向性結合器の動作原理とターミネーション不良が測定精度や方向性に与える影響というトラブル原因を正しく把握しているかを問う。

■【正解の根拠とメカニズム】

方向性結合器の副導波管端部の無反射終端器(ダミーロード)のVSWRが劣化していると、逆方向からの漏洩波が反射されてアイソレーション(方向性)が著しく劣化し、正しい進行波・反射波の分離測定ができなくなる。

■【各選択肢の徹底検証】

・選択肢1:主回路の損失を最小限に抑えて電力を抽出できる記述は正しい。

・選択肢2:dBm等の対数表示における定数項の補正を行う記述は正しい。

・選択肢3:反射係数からVSWRを算出する手順は正しい。

・選択肢4:ダミーロードのVSWR劣化が方向性に影響を与えないとする記述は、測定誤差を生じさせるため不適切。

■【本番での即断ポイント】

方向性結合器の性能は終端の無反射終端器の整合状態に大きく依存するため、「影響を与えない」という断定的な記述を見落とさないこと。

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