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【線路主任技術者】過去問準拠 予想演習 問077 解説|思考ルート

光海底ケーブルおよび無中継システムにおける故障位置探索および給電導体の絶縁状態に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。

予想演習 No.077

光海底ケーブルおよび無中継システムにおける故障位置探索および給電導体の絶縁状態に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 中継器間での給電導体の開放故障において、両端が完全に絶縁された状態にあるとき、直流のループ抵抗測定では故障位置を特定できないため静電容量試験が用いられる。

  2. 静電容量試験は、単位長さあたりの静電容量と測定された静電容量の値から、測定端からの距離を換算して断線位置を推定する原理に基づいている。

  3. 海底ケーブルの給電導体が地絡故障を起こした場合には、静電容量試験を用いることで、その正確な地絡発生位置を直接かつ容易に特定することができる。

  4. C-OTDRは、通常のOTDRでは測定困難な長距離の光海底ケーブルシステムにおいて、コヒーレント検波を利用して光ファイバの破断点や損失変化を高精度に検出する。


正解と解説(思考ルート)

【正解】 選択肢 3

■【設問の意図と背景】

海底ケーブルの故障形態(開放故障と地絡故障)に対する試験手法の適用限界と物理的メカニズムを正しく理解しているかを問う。

■【正解の根拠とメカニズム】

地絡故障(導体が大地に接触して漏電している状態)の場合、静電容量の変化ではなく、ブリッジ回路などを用いた抵抗測定(ループ抵抗やパルスレーダ法等)が用いられる。静電容量試験は主として開放故障(絶縁状態)の測定に用いられる。

■【各選択肢の徹底検証】

・選択肢1:絶縁状態では直流電流が流れないためループ抵抗測定は不可能であり静電容量試験を用いる。正しい。

・選択肢2:静電容量が長さに比例する特性を利用しており正しい。

・選択肢3:地絡故障に対して静電容量試験で正確な位置を直接特定することはできないため不適切。

・選択肢4:C-OTDRのコヒーレント検出による長距離破断点探索の記述として正しい。

■【本番での即断ポイント】

開放(絶縁)故障には静電容量、地絡(漏電)故障には抵抗測定やパルスレーダ法といった使い分けの原則を確認すること。

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