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【測量士】過去問準拠 予想演習 問014 解説|思考ルート

国際地球基準座標系(ITRF)のZ軸の定義と、GNSS測量機を用いて日本国内で基準点測量を行う際の複合条件および実務措置に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。

予想演習 No.014

国際地球基準座標系(ITRF)のZ軸の定義と、GNSS測量機を用いて日本国内で基準点測量を行う際の複合条件および実務措置に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. ITRFのZ軸は地球の赤道面上の経度90度方向を正として定義されており、GNSS測量ではこのZ軸方向の精度が水平位置よりも極端に低くなるため補正を省略できる。

  2. ITRFのZ軸は地球の短軸(自転軸)と一致し北に向かう方向を正としており、電子基準点のみを既知点とするGNSS測量では、観測時点の地殻変動を考慮したセミ・ダイナミック補正を適用して網平均計算を行う必要がある。

  3. ITRFのZ軸は地球の重心を中心とした任意の回転軸であり、プレートテクトニクスによる変動を受けないため、長期間の測量であっても座標の経年変化を考慮する必要がない。

  4. ITRFのZ軸は南に向かう方向を正として定義されており、日本国内の測地成果を計算する際には座標系の符号を反転させる特殊な変換プログラムの適用が義務付けられている。


正解と解説(思考ルート)

【正解】 選択肢 2

■【設問の意図と背景】

ITRFのZ軸の正確な定義と、電子基準点を用いた実際のGNSS基準点測量におけるセミ・ダイナミック補正の適用という複数の実務条件の組み合わせを判断させる。

■【正解の根拠とメカニズム】

Z軸は地球の短軸と一致し北方向を正とする。また、電子基準点のみを既知点とするGNSS測量では、地殻変動に対応するためセミ・ダイナミック補正が必須となる。この両者を正しく述べている選択肢2が適切。

■【各選択肢の徹底検証】

・選択肢1:Z軸の方向が異なり補正を省略する記述も誤り。

・選択肢2:Z軸の定義が正確でありセミ・ダイナミック補正の必要性も正しい。

・選択肢3:Z軸方向も地球の変動の影響を受けるため誤り。

・選択肢4:Z軸は北向きが正であり符号反転の義務はないため誤り。

■【本番での即断ポイント】

Z軸は北向きが正、そして電子基準点測量ではセミ・ダイナミック補正が不可欠という基本を押さえる。

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